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監査委員は、監査を行うために地方自治法に基づいて設置されている*独任制の機関です。
監査委員は、長(知事・市町村長)の指揮監督を受けずに独立した立場で監査を行います。
監査は、行財政の公正で効率的な運営を確保するために、財務に関する事務の執行や地方公営企業などの経営に係る事業の管理が、関係法令や予算に基づき適正に行われているかどうかを主眼として実施するほか、行政運営全般(組織・人員・事務処理方法など)についても監査することができます。
地方自治法においては、監査委員は、これらの監査を行うにあたっては、地方自治の本旨に基づき「最少の経費で最大の効果を挙げるようにしているか」、「組織及び運営の合理化に努めているか」といった点に特に注意する必要があるとしています。
また、札幌市が補助金などを交付している公共的団体や、資本金などを出資している法人などに対しても、これらの財政的援助にかかる出納その他の事務について監査することができます。
監査委員は、人格が高潔で行政運営に関し優れた*識見を有する者と議員のうちから、議会の同意を得て、長が選任します。
任期は、識見選任委員が4年で、議員選任委員は議員の任期によります。
地方自治法に基づき、札幌市には4人の監査委員が置かれておりますが、条例により、このうち議員選任委員は2人とし、また、識見選任委員のうち1人は常勤としております。
区分 |
氏名 |
就任年月日 |
|
---|---|---|---|
識見 |
常勤・代表 公認会計士 |
フジエ マサヨシ 藤江 正祥 |
平成25年4月1日 (第3期目) |
識見 |
弁護士 |
アイス カズフミ 愛須 一史 |
令和3年12月23日 (第1期目) |
議選 |
市議会議員 |
タカハシ カツトモ 高橋 克朋 |
令和5年5月19日 |
議選 |
市議会議員 |
フクダ コウタロウ 福田 浩太郎 |
令和5年5月19日 |
行政庁などが一人の者によって構成されている制度。各省大臣、都道府県知事、税務署長などの類。 ⇔合議制…行政機関の意思が複数の構成員の合議によって決定される制度。 |
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識見【しきけん】 | 物事を正しく見分ける能力。また、学識と意見。すぐれた意見。見識。 |
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