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流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ムンプスウイルスが上気道に感染後、2~3週間の潜伏期間を経て、耳下腺の腫脹や疼痛、発熱で発症する感染症です。主な感染経路は、唾液を介する飛沫感染や、患者・唾液・尿等を介する接触感染です。札幌市においては2009~2010年にかけて、これ以前と比較して患者報告が多い状況でした。報告される年齢は、1999~2006年までは、いずれの年も3~6歳がそれぞれ10%以上でした。2007年以降は、7歳もしくは10~14歳の年齢での報告割合が10%以上となる年が存在しています。小児における症状は比較的軽度ですが、無菌性髄膜炎や難聴などを合併症として発症することがあり、感染予防は重要です。この疾患は、典型的な症状の出現前からウイルスを排出することや、感染しても症状が現れない場合(不顕性感染)があるので、効果的に予防するためには、ワクチン接種が重要です。
36の小児科定点医療機関から報告された患者数は以下のファイルをご覧ください。
2024年:報告数(PDF:142KB)・報告数(CSV:2KB)
2024年:定点当たり報告数(PDF:148KB)・定点当たり報告数(CSV:12KB)
2023年:報告数(PDF:17KB)・報告数(CSV:2KB)
2023年:定点当たり報告数(PDF:19KB)・定点当たり報告数(CSV:13KB)
※2022年以前のデータは過去のデータのページからご覧ください。
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