ホーム > くらし・手続き > まちづくり・地域の活動 > まちづくり・市民活動 > 市民活動促進 > 市民まちづくり促進条例及び市民まちづくり活動促進基本計画が策定されるまでの本市の取組 > 札幌市市民活動促進検討委員会 > 札幌市における市民活動促進のあり方についての提言 > 第2章 さっぽろの市民活動の現状と課題
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札幌市では、市民活動団体(NPO)に関するアンケート調査や市政モニター調査など、市民活動に関するさまざまな調査を行っています。その調査結果から以下のような札幌市の市民活動の現状と課題が把握されました。
市民活動団体の全体の特色として以下の5点が挙げられています。
活動を行うに当たって以下の問題点・課題が多く指摘されています。
活動上の問題点・課題を踏まえて行政に望む施策では、以下の内容に関する施策が多く望まれています。
(注1)札幌市における市民活動団体等に関する調査(市民局地域振興部 平成11年11月実施)
市民活動への参加経験については、「いま参加している」14.8%,「かつて参加したことがある」21.2%を合わせた“参加経験あり”という人が36.0%,他方、「参加したこと
今後の市民活動への参加意向として、「参加したい」48.3%,「参加できない」33.1%,「参加したくない」9.2%となっており、参加したくない人は、全体の1割弱であり、市民活動への参加意向の高さがうかがわれる。また、参加したくない(できない)理由として、「忙しくて時間がない」49.3%,「健康や体力に自信がない」37.8%,「経済的な余裕がない」31.4%,「参加するほどの知識や技術がない」30.8%などとなっている。年代別では、20歳代から40歳代では、60%以上の人が「忙しくて時間がない」を理由に挙げており、仕事による時間的制約から市民活動に参加したくてもできない人の多さがうかがわれる。また、60歳以上の年代では、「体力に自信がない」が圧倒的に多くなっている。
今後さらに市民活動を広げていくための条件としては、「気軽に参加できる講座や研修会を充実する」と「活動団体や活動内容等の情報を充実する」がそれぞれ約60%となっており、市民活動に関する知識や情報を求める人が多いことがうかがわれる。また、「活動に関心のある人たちの交流の場を充実する」「学校での授業や課外活動の中に『市民活動』を取り入れる」にも40%前後の回答が挙がっている。
(注2)平成11年度第1回市政モニター調査(総務局平成11年7月実施)
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