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近年、気密性の高まった室内での空気汚染、特に建材や家具などから放散する揮発性有機化合物等によって起こる、いろいろな体調不良等の健康被害(いわゆる「シックハウス症候群」)が心配されています。シックハウス症候群を防止するためには、建材や家具から放散する揮発性有機化合物等を抑える必要があります。このため、札幌市では、公共の建物についての統一した基準(「札幌市公共建築物シックハウス対策指針」)によって、対策を行なっています。
札幌市では、公共の建物についての統一した基準(「札幌市公共建築物シックハウス対策指針」)によって、対策を行っています。
建築部では、この指針に基づいて、主な建材については下記の仕様としています。このほかにも、個々の建物に合わせ、対策を行っています。
床、壁、家具の合板などの材料 | F☆☆☆☆(JAS・JIS) |
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壁のクロス | F☆☆☆☆(JIS) |
接着剤 | F☆☆☆☆(JIS)、トルエン・キシレンを含有していないもの |
塗料 | トルエン・キシレンを含有していないもの |
木材の防腐、防蟻剤 | 非有機リン系のもの |
また、建築部では、この指針による以前から、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレンの6物質について濃度を測定して、厚生労働省の指針値を下回っていることを確認しています。
さらに、工事施工者や施設管理者に対しては、工事中や完了後に換気を十分に行うよう指導しています。
今後も、公共建築物の供給には、健康に配慮した建築物を建設するために、関係機関と連携して対策を進めます。
令和4年度揮発性有機化合物等室内濃度測定結果報告書(PDF:100KB)
令和3年度揮発性有機化合物等室内濃度測定結果報告書(PDF:426KB)
令和2年度揮発性有機化合物等室内濃度測定結果報告書(PDF:113KB)
建築部では、公共施設の建築工事を発注しています。これらにおいて最も大切なのは、「工事が安全に施工される」ことです。
工事施工業者の皆さまには十分な取組をしていただいていますが、発注者としての安全に対する取組として、「札幌市都市局建築部工事安全管理委員会」を設置して、安全に対する意識の普及啓発を行っています。
建築部所管の建築工事における、付近住民などの第三者および工事従事者の安全を確保して、災害を未然に防止することにより、工事の円滑な施工と無事故・無災害を期するため、以下の活動を行っています。
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