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令和6年(2024年)5月21日に「オランウータンとボルネオの森」がオープンしました。
この施設は、昭和52年(1977年)に「類人猿館」として建設された施設を改修して建設された施設です。
昭和52年の建設以降は、平成20年(2008年)4月の屋外展示場リニューアルにより、コンクリートの床を土に変え、生きた樹木や植物を植えることで、もともと樹上生活者のオランウータンにとって過ごしやすく快適な生活環境を目指しました。
また、堀(モート)だった部分を埋め立てて、お客様との境界は、アクリルガラスの壁面で隔て、オランウータンが使用する有効面積を拡大するとともに、ガラス越しにより間近でのオランウータンの観察が可能となりました。
その後、類人猿館としての建築から40年が過ぎ、屋内施設の老朽化も進んだことから、オランウータンの動物福祉のさらなる向上と、多くの来園者の方に東南アジア熱帯雨林の環境や生物多様性の重要さを実感していただくことを目的として、新施設を建設することとなりました。
※建設の経緯や動物福祉の取組等の詳細については、関連リンクをご覧ください。
昭和52年11月「類人猿館」建設
平成20年4月 屋外展示場の改修
令和6年5月21日「オランウータンとボルネオの森」としてオープン