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更新日:2020年4月28日

チンパンジー館

チンパンジー館

1 建設理由
円山動物園は、昭和26年5月に円山児童遊戯施設としてスタートし、同年9月円山動物園に改称して以来、50年を迎えたことから、50周年記念総合再整備事業の一環として建設されました。
当チンパンジー舎は、動物園がただ見る(レジャー)施設から学ぶ(社会教育)施設へと大きく変遷している時に、オリとコンクリートに囲まれて、いつも寝ている動物を見るのではなく、生き生きとした生態を観察できるよう自然生態的施設として建設したものです。野生のチンパンジーは、一日の約半分が樹上生活であることを踏まえ、高いシャングルジムと人工アリ塚を設置しました。そのため、類人猿の知能や子育てなど集団生活における行動を自然に近い状態で観察できるようになりました。
なお、円山動物園のチンパンジーは、国内において東京都の多摩動物園に次いで繁殖しています。

2 建設規模・内容
<建設面積>
室内外:850平方メートル(鉄筋コンクリート造り一部2階建て)
室内:400平方メートル(一階 292平方メートル、二階 108平方メートル)
<内容>
※室内展示場 2室
(大:100平方メートル、天井の高さ8メートル 小:40平方メートル、天井の高さ6メートル)
※寝室 7室 合計面積 27平方メートル
※屋外放飼場 約400平方メートル
※芝生のフィールドに高さ15メートルのジャグルジムと人工のアリ塚を設置
※チンパンジーを間近に観察できるよう2ケ所に強化ガラスでできた観察窓を設置


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