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*ネコ目 *英名 |
分布 | アフガニスタン東部、インド北部、ウズベキスタン東部、カザフスタン東部、キルギス、タジキスタン等に分布し、標高600~6,000mにある岩場や草原・樹高の低い針葉樹林等に生息しています。 |
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特徴 |
尾は太くて長く、斜面や雪上でバランスをとるのに適しており、尾を含めた全身は長い体毛で被われ、冬季には特に伸長し温度の低い高山帯に適応しています。 耳は小さく眼は上部に位置し、岩陰に隠れながら獲物を探すのに適していると考えられています。 鼻腔は幅広く、これにより冷たい空気を吸い込んでも温めて湿度を与えることができます。 足裏は体毛で被われ、防寒や接地面積が大きく雪面でも滑りにくくなっています。 繁殖期以外は単独で行動し、非常に警戒心が強く、縄張りの広さはエサの豊富さに依存し、エサの豊富な地域では狭く、エサの少ない地域では広くなっています。 獲物より高い位置で待ち伏せし、岩の急斜面を一気に駆け下り狩りをします。 妊娠期間は100日前後で、一度に平均2~3頭を産み、子どもは約2年間母親と生活する。 |
食性 | ヒツジやヤギ、シカの仲間、ウサギ、鳥類等 |
寿命 | 野生下:約15年 飼育下:約20年 |
減少の理由 | 美しい毛皮や薬の原料を目的とした密猟、害獣としての駆除、生息地の減少や分断等により生息数が激減しています。 |
その他 |
レッドリスト:VU(IUCN2017) CITES:付属書1 円山動物園では昭和62年4月27日に自然繁殖に成功し、昭和63年に繁殖賞を受賞しています。 |
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