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シマフクロウ
*フクロウ目 STRIGIFORMES *フクロウ科 Strigidae *英名 Blakiston's fish owl *学名 Ketupa blakistoni blakistoni |
分布 |
ロシア、中国、朝鮮、日本に生息し、国内では北海道及び北方領土に分布しています。 北海道では、道東地域を中心に生息が確認されています。 |
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特徴 |
全長約70cm、翼開長約180cmに達する日本最大のフクロウです。 アイヌの人たちからコタンコロカムイ(村を守る神様)としてあがめられており、島(北海道)に生息することが名前の由来です。 オスは「ヴーヴー」、メスは「ヴォー」と大きく低い声で鳴きかわし、3月頃に1~2個の卵を産み、卵は34~38日程度で孵化します。 道内での生息数はおよそ165羽程度と推定されており、森林伐採による営巣木の消失や生息地への人間の入り込み等により絶滅が危惧されています。 平成5年に国内希少野生動植物種に指定され、国により保護増殖事業計画が策定されました。 |
食性 |
魚類(オショロコマやヤマメなど)が主食ですが、カエルやザリガニ、小鳥類なども捕食します。 |
寿命 |
野生下:約30年 飼育下:約40年 |
その他 |
国の天然記念物に指定(1971年) 国内希少野生動植物種 レッドリスト:EN(IUCN2016) 環境省レッドリスト:CR CITES:付属書2. |
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