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*タカ目 |
分布 |
ユーラシア大陸北部一帯で繁殖するワシで、冬鳥として北日本を中心に飛来します。 一部は北海道に留鳥として留まり、繁殖する個体も確認されており、北日本で越冬するオジロワシは550~850羽と推測されています。 |
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特徴 |
全身濃い茶色で、尾羽がゆたかなクサビ型で白くなっていることが名前の由来となっており、海岸や湖沼周辺、河川流域の大木に営巣します。 また、国内の野生下で繁殖するタカ類では最大の鳥です。 |
食性 |
動物食で、魚を主食とし、海鳥や哺乳類等の死肉等 |
寿命 | 野生下:約20~25年 飼育下:約40年 |
減少の理由 |
森林伐採・土地造成・道路建設による営巣地の破壊、湖沼・河川・海岸開発による採食場所および獲物の減少、工事やカメラマンによる繁殖地の攪乱、狩猟用の銃弾による鉛中毒、電線による感電死、風力発電による衝突事故等によって個体数が減少しています。 日本では1970年に国の天然記念物に指定されており、1993年に種の保存法施行に伴い国内希少野生動植物種に指定されています。 北海道では1954年に初めて繁殖が確認され、1998年に56ペア、2008年に約150ペアの繁殖が確認されてい ます。 |
その他 | 環境省レッドリスト:VU CITES:付属書Ⅰ |
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