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			 オオワシ 
 FALCONIFORMES 
 *タカ科 Accipitridae 
 *英名 Steller's Sea Eagle 
 *学名 Haliaeetus pelagicus  | 
		
| 分布 | 
			 夏季はロシア東部(カムチャッカ半島、樺太北部等)で繁殖し、冬はアムール地方、ウスリー地方、朝鮮半島、千島列島、北日本で越冬しています。 種としての総個体数は4,600~5,100羽と推定されており、減少傾向にある。北日本での越冬個体は、北海道東部を中心に1,400~1,700羽いる。  | 
		
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| 特徴 | 
			 全長85~94cm、翼開長220~250cmに及び、日本で生息するワシ(タカ類)で最大。海岸・河川・湖沼等に生息し、種小名pelagicusは「海の、外洋の」の意。  | 
		
| 食性 | 
			 動物食で、魚類を主食とし、サケやマス等の大型魚を捕食するほか、海生哺乳類の漂着死体などを食物とする。海鳥を襲うこともあります。  | 
		
| 寿命 | 野生 約30年/飼育下 約50年 | 
| 減少理由 | 
			 銃猟されたエゾシカ死体を鉛弾とともに採餌することによる鉛中毒、感電事故、交通事故、列車への衝突事故等、河川、湖沼、海岸の開発による自然餌資源の不足、森林伐採によるねぐら林や休み場の減少により生息数が減少している。そのため、日本では1970年に国の天然記念物、1993年に種の保存法施行に伴い、国内希少野生動植物種に指定されている。  | 
		
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			 円山動物園 では  | 
			
			 開園当初の1951年5月から飼育をしていたオオワシのバーサンは、厚田村(現 石狩市)の望来で保護された。剝製は動物科学館で展示している。2002年5月17日に52歳で亡くなり、世界最長寿記録となっており、51年間にわたる飼育記録も世界最長。 また、1993年3月6日には、日本の動物園として初めての飼育下自然孵化にも成功し、繁殖賞を受賞。 繁殖したオオワシたちは、種の保存を目的として、国内の動物園だけでなくドイツやオランダへも旅立っています。  | 
		
| その他 | 
			 レッドリスト:VU(IUCN2021) 環境省レッドリストVU CITES:附属書Ⅱ  | 
		
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 国内の動物園では,本園が初めて1993年に繁殖成功し、 社団法人 日本動物園水族館協会の繁殖表彰を受賞しています。  | 
		
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