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更新日:2016年3月3日

温度差熱利用

温度差熱利用とは

札幌市の導入状況

 温度差熱利用とは

海や河川の水は、年間を通じて温度の変動が小さく、夏期は大気よりも冷たく、冬期は大気よりも暖かく保たれています。この外気との温度差を「温度差エネルギー」といい、ヒートポンプおよび熱交換器を使って、冷水や温水をつくり、供給導管を通じて地域の冷暖房や給湯に利用されます。
熱源の温度は、温泉などの高温から地下水、河川水、下水、地中熱などの低温度まで様々です。温泉の熱湯などは、そのまま暖房などの熱源として利用できますが、海水・河川水・下水などそのまま熱源として利用する温度が低いものは、ヒートポンプを利用して必要な温度に調整して活用されています。

温度差熱利用

ヒートポンプとは

「熱を移動させること」によって熱を取り出して利用する仕組みです。大気や地中の熱をはじめ、河川や海、家庭や工場から出る下水の排熱など、身近にある未利用熱をより高い温度にして効率的に利用することができる省エネルギー技術です。
エアコンや冷蔵庫、エコキュート(ヒートポンプ式電気給湯機)にもこの技術が使用されています。

ヒートポンプのしくみ

 札幌市の導入事例

西区民・保健センター

札幌市では、下水処理水を活用した流雪溝※が市内各所に整備されており、下水処理水を処理場から流雪溝へ圧送しています。この流雪溝に圧送される下水処理水排熱を利用して西区民・保健センターの暖房を行っています。流雪溝の下水処理水をヒートポンプにより暖房利用する試みは全国初です。

流雪溝:道路の下に水路を設け、そこに河川水や下水道処理水などを流して、雪を河川まで運ぶものです。

 

 

流雪溝投雪口
流雪溝投雪口

ヒートポンプ
ヒートポンプ

下水熱利用イメージ図
下水熱利用イメージ図

 

北消防署篠路出張所

篠路出張所は、深さ約80mにある地中熱を利用したヒートポンプシステムを導入しています。地中の温度は地下10m程度の深さになると、年間を通して温度の変化が見られなくなります。そのため、夏場は外気温度よりも地中温度が低く、冬場は外気温度よりも地中温度が高いことから、この温度差を利用して効率的な冷暖房等を行います。篠路出張所では、地下80m付近の安定した地中熱を汲み上げて、施設の冷暖房をすべてこのシステムで賄います。

地中熱利用イメージ図

地中熱利用イメージ図

篠路出張所(地中熱)

北消防署篠路出張所

篠路出張所中熱ヒートポンプ冷暖房配管等

地中熱ヒートポンプ冷暖房配管等

 

地中ボアホール配管

地中ボアホール配管

採熱管

採熱管

 

その他のエネルギーの導入状況

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このページについてのお問い合わせ

札幌市環境局環境都市推進部エコエネルギー推進課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎12階

電話番号:011-211-2872

ファクス番号:011-218-5108