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円山動物園は、冬も元気に開園中です!
このページでは、冬ならではの動物の観察ポイントをご紹介するほか、寒さをしのぐ休憩スポットなどをご紹介します!
ホッキョクグマやユキヒョウ、レッサーパンダなど、寒さに強く、雪の中でその魅力が増す動物たちをご覧いただけます。
冬になると夏場とは違った姿を見せてくれる動物もいます。ニホンザルたちの毛はボリュームが上がり、エゾユキウサギは茶色から真っ白に衣替えし、私たちの目を驚かせてくれます。
このページでは、そんな冬に活動的な動物たちの観察ポイントをお伝えします!
円山動物園では、雪の積もる冬でもほとんどの動物たちを観察していただけるようになっています。
寒さが苦手な動物たちは屋内で暮らしていますので、建物内でご覧ください。
時々屋外に出ているときもありますが、雪を背景にした珍しい瞬間です。雪の中でどんな行動をするのか、ぜひじっくり観察してみてください。
シャッターチャンスでもあります!
動物たちのすぐそばにある休憩所では、ゆっくりと休みながら動物たちの行動を観察できます。
温かい飲み物や軽食を持って、時間をかけて動物たちを見つめてください。
ホッキョクグマは、北極圏の海氷を生活の場としており、アザラシなどを捕食して生活しています。
北海道の(ヒトにとっては)寒い冬でも普段通りの生活を送っています。
ぜひプールを泳ぎ回ったり、雪の上でリラックスするホッキョクグマたちの姿をご覧ください。
(動物紹介のページへ)
ホッキョクグマ館
ユキヒョウは、標高600~6,000mにある岩場や草原・樹高の低い針葉樹林等に生息しています。
北海道の(ヒトにとっては)寒い冬でもへっちゃらです。
ぜひ雪の上で暮らすユキヒョウの姿をご覧ください。
(動物紹介のページへ)
アジアゾーン・寒帯館
シセンレッサーパンダは、標高1,500~4,800mにある森林や竹林に生息しています。
寒くても平気ですが、暑さにはとても弱く、夏が苦手です。
雪の中を動き回るシセンレッサーパンダの姿をぜひご覧ください。
(動物紹介のページへ)
アジアゾーン・高山館
ニホンザルは、ヒト以外の霊長目の中で最も北に生息しています。
北海道の寒い冬も様々な工夫で乗り切ります。
ぜひ雪の中で暮らすニホンザルたちの姿をご覧ください。
(動物紹介のページへ)
サル山
エゾリスは北海道の寒い冬も冬眠せずに乗り切ります(シマリスは冬眠します)。
ぜひ北海道の動物であるエゾリスたちの姿をご覧ください。
(動物紹介のページへ)
こども動物園・ドサンコの森
エゾユキウサギは、北海道に生息しており、とても憶病かつ神経質で、飼育管理が難しい種です。
円山動物園では飼育・繁殖ともにうまくいき、この貴重な動物を観察することができます。
ぜひ北海道の動物であるエゾユキウサギたちを観察してください。
(動物紹介ページへ)
こども動物園・ドサンコの森
1847年、クリスティアン・ベルクマンが、「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が重く、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」と発表しました。
これは、体重と体表面積が、体温維持に大きく影響を与えていることから生じるものです。
温暖な地域に生息している動物は、体温を一定に保つために、熱の放射を十分に行う必要があります。そのため、体重当たりの体表面積は大きいほうが良く、したがって小型であるほうが適していると言えます。
逆に寒冷な地域では放熱よりも、体温を逃がさないようにする必要があります。そのため、体重当たりの体表面積は小さいほうが良く、大型の種の方が有利とされています。
1877年、ジョエル・アサフ・アレンが、「恒温動物において、同じ種の個体、あるいは近縁のものでは、寒冷の地域に生息するものほど、耳、口、首、足、尾などの突出部が短くなる」と発表しました。
体の突出部は体表面積を大きくして放熱量を増やす効果があります。
寒冷の地域では、対表面積が大きければ大きいほど体温を奪われやすくなるため、不利だと言われています。
また、突出部は、体温を維持するのが困難であり、凍傷になりやすいという問題点があります。
そのため、寒冷地域に生息する動物は、耳などの突出部が小さいことが多くなるのです。
フラミンゴやオニオオハシ、キュウカンチョウなどの熱帯系の鳥類を大型フライングケージ内で飼育展示しています。
来園者の皆様もケージ内に入ることができます。
鳥たちのためにケージ内は暖かくなっていますので、温まりながらゆっくり鳥たちを観察してみてください。
(冬期間は熱帯鳥類館2階の出入口を封鎖しております。1階出入口からお入りください。)
熱帯鳥類館の動物一覧へ
ゾウ舎内ではアジアゾウを飼育展示しています。
ゾウたちが暮らしやすいよう、屋内は気温や湿度が保たれていますので、体を温めながらゆっくりゾウたちの行動を観察してみてください。
ゾウ舎2階の陸のステージにはベンチを用意しています。
なお、ゾウたちは屋外に出ている場合もあります。その場合は「雪の中のゾウ」という珍しい風景をぜひご覧ください。
(アジアゾウ動物紹介ページへ)
(ゾウ舎施設紹介ページへ)
キリン館2階では、休憩所として約50名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
授乳室もご用意しています。
2階にはミーアキャットを展示しているほか、1階にいるキリン、サーバルキャットを上から観察することができます(キリンの観察時は驚かさないようにそっとお願いいたします)。
1階には、他にダチョウ、ハダカデバネズミを展示しています。
ぜひ休憩しながら、のんびりと動物をご観察ください。
(アフリカゾーンの動物一覧へ)
エゾシカ・オオカミ舎2階では、休憩所として約25名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
授乳室もご用意しています。
また、屋内から屋外に展示しているエゾシカとシンリンオオカミが観察できます。
体を温めながら動物を観察してみてください。
(エゾシカ・オオカミ舎の動物一覧へ)
展望レストハウスでは、休憩所として約30名様分のテーブル・イスをご用意しています(飲食可)。
また、屋内からサル山のニホンザルを観察していただけます。
休憩しながら、サルたちの行動を観察してみてください。
(ニホンザルの動物紹介へ)
園路は除雪していますが、雪や氷でとても滑りやすくなっています。
滑りずらい冬靴を履き、気を付けてゆっくりと園内を散策してください。
また、屋内に入ってすぐは、靴の裏に雪が付いていて滑りやすくなっていることがあります。ご注意ください。
円山動物園は、冬期間でも動物たちを観覧していただけるよう、屋内施設も充実しています。
しかし、建物間の移動時はどうしても寒い外を歩いていただくことになります。
帽子、手袋、冬靴などの防寒の備えをしっかりして、暖かく動物園をお楽しみください。
動物たちに絶対に雪玉を投げないでください。
当たらなくても、動物にとって不要な刺激となり、ケガなどにつながる恐れがあります。
園路の除雪のために、園内各所に雪山ができている場合があります。
登ってしまうと、滑り落ちたりする可能性があるほか、雪山が崩れてしまう恐れもあります。
危険ですので、どなたも登らないようお願いいたします。
各獣舎や休憩所は暖房を入れるなどして空調を管理しています。
ヒトも動物も快適に過ごせるように、出入口のドアは速やかに閉めていただくよう、ご協力をお願いいたします。
北海道の冬ならではの、雪の動物園をお楽しみください!
1年を通しての注意事項・お願いはこちらのページをご覧ください!
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