ホーム > 総合案内 > 動物園の取組 > 札幌市立大学との関わり > 学生の登竜門に
ここから本文です。
円山動物園内に、北海道コカ・コーラボトリング(株)が運営する「ネイチャーカフェ・アース」があります。このカフェは、同社と札幌市が締結した協定に基づいた、「環境について考えるきっかけ」を提供するカフェです。
店内では、100インチのスクリーンを使って映像を流し、環境メッセージを発信しています。この映像コンテンツの充実のため、札幌市立大学デザイン学部の学生に対し、映像コンペを開催しようというお話しをいただきました。
「未来を創ろう!メッセージムービーサミット2009」と題されたこのコンペには、9作品(10名)の応募があり、2009年3月6日にこのカフェで審査会が行われました。金澤前園長を始めとする審査員のからは、いずれの作品に対しても好意的な評価をいただくことができました。
特に最優秀賞に選ばれた作品は、円山ツインズでおなじみのホッキョクグマを描いたほのぼのとした作品で、学生自身が作詞・作曲した「しあわせの唄」も大絶賛でした。
この「しあわせの唄」は、円山ツインズの一般公開を記念したライブで披露されました。なお、この作品はこちら(Maruyama Zoo Channel)から見ることができます。
「新しい感性を持つ学生たちに作品発表の場を」という想いからスタートしたこのコンペですが、第1回目から非常にすばらしい作品が集まりました。これからも、もっと参加学生が増えて、いつか「学生の登竜門」といえるようなイベントの1つに育てていければと思っています。
学生たちの作品は、このカフェで定期的に上映されています。カフェ名物のできたて「円山揚げパン」をほおばりながら、のんびりとご覧いただければ幸いです。
最後に、メッセージムービーサミット2010を、2010年2月に開催予定です。新しい作品にも、どうぞご期待ください。
(2009年10月21日・大渕一博)
最優秀賞受賞作品の静止画
札幌市立大学デザイン学部講師 大渕 一博(おおぶち かずひろ)さん
プロフィール
1992年 北海道大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了
1992年~1998年 札幌市立高等専門学校インダストリアルデザイン学科助手
1995年~2005年 同講師
2006年 4月より現職。
所属
札幌市立大学 デザイン学部 コンテンツデザインコース
専門分野
情報通信工学、教育工学、感性工学
研究のテーマ
教育支援のためのシステム開発
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.