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更新日:2023年6月17日

エゾモモンガ

エゾモモンガ

*ネズミ目
Rodentia
*リス科
Sciuridae
*英名
Russian flying squirrel
*学名
Pteromys volans orii

分布

タイリクモモンガの亜種で、北海道に生息します。

市内の森林公園や円山動物園の近辺など札幌市内にも生息しています。

特徴

種の学名Pteromys volansの意味は「飛ぶ翼のある鼠」で、Pteromysが「翼のある鼠」、volansが「飛ぶ」という意味です。

1940年代までは「晩鳥(バンドリ)」という俗名で猟師や山子の間で呼ばれていました。

大きさは頭から尾まで約20cm、体重約100g、生後1年で大人になります。
滑空するための飛膜を持っており、飛膜は頬後部から前肢まで、前肢から体側にそって後肢まで、後
肢から尾の付け根まであります。

前肢の手首の先には固い軟骨が伸びており、飛膜もこの軟骨にそって広がっています。

尾の断面は扁平で滑空時は方向舵の役目も果たします。

夜行性ですが日中活動することもあり、主に樹上生活をしていて地面に降りることはほとんどありません。

天敵に気づかれた時の対処方法は、天敵が自分から離れていくまで身動きしないことで、その時間は1~2 時間におよぶこともあります。

食性 樹木の葉、芽、樹皮、種子、果実、花、キノコ等
寿命 野生下:約3年 飼育下:約4~5年
円山動物園では

当園のエゾモモンガは、開園直後にエサを食べに出てくることもありますが、夜行性動物のため、日中は季節によらずあまり巣穴から出てきません。

残念ながら御覧いただけない場合もございます。

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〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

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