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*ネズミ目 Rodentia *ネズミ科 Muridae *英名 *学名 |
分布 |
北海道本島及びその周辺の諸島(利尻島、礼文島、大黒島等)に生息しています。 草原やハイマツ林等の環境を好み、草本層の被度や密度、落葉層の厚いところを好みます。 |
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特徴 |
タイリクヤチネズミの亜種として扱われています。 繁殖期は北海道の中部や南部では主に春と秋であるが、道北や道東、山岳地帯では主に夏です。 妊娠期間は18-19日、胎児数は1-11頭で平均5.3頭を産みます。 冬にカラマツやトドマツなどの樹皮をかじり、一頭が一日にかじる量は約22~48㎠といわれており、植林地に被害をあたえるため、害獣とされています。 北海道では、寄生虫、エキノコックスの中間宿主であるため問題となっています。 冬でも冬眠せず、雪の下にトンネルを掘って生活しています。 |
食性 |
草食性で食物繊維を多く取るほか、種子や果実、まれに動物質の食料も採食します。 また、秋期から春期にかけては樹皮や種子、イネ科やカヤツリグサ科の植物を食べ、夏期になると他の植物質を多く取るようになります。 |
寿命 | 飼育下:1~2年(最長738日) |
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