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更新日:2022年10月15日

エランド

エランド(アフリカゾーン)

*鯨偶蹄目
Cetartiodactyla
*ウシ科
Bovidae
*英名
Eland
*学名
Taurotragus oryx

分布 東アフリカ、南部アフリカに生息しています。
特徴

オランダ語でヘラジカを意味するElandが語源であり、レイヨウ類の中でも最大の動物で、オオカモシカ等と呼ばれることもあります。

水分の多いエサのあるところでは、長時間水を飲まなくても生活することができます。

昼行性ですが、暑い昼間はあまり行動をしません。

雌雄とも約65cmほどの角を持ち、2回転ほどして真っ直ぐに伸びており、雌の角は雄のものよりもやや細くて長くなっています。

のどの下に皮膚の垂れ下がった部分があり、先には長い毛が生えています。

雄は額の毛が長く伸び、その毛を自分の尿で濡らすことがあり、一説では、遠くへ移動した際に尿で濡らした毛を木に擦り付けて、帰り道の道しるべにするためと言われています。

乾燥した環境を好み、草原や半砂漠地帯に数~数十頭の群れで棲みます。

また、1年を通して長距離を移動するため、決まった縄張り等は見られません。

跳躍力にも優れていて、2m程の高さのものなら跳び越えることができます。

食性 草や木の葉、枝等
寿命 野生下:不明 飼育下:約15年

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