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更新日:2018年11月16日

電子レンジ火災実験

電子レンジは大変便利な家電製品ですが、使い方を誤ると火災につながる可能性があります。

肉まん等の過熱発火

実験想定

500ワット型の電子レンジで肉まん(冷凍品)を過熱しました。
※「過熱」とは・・・必要以上に長い時間温めることをいいます。

実験結果

電子レンジで温め続けると肉まんに含まれる水分が完全に蒸発し、その後さらに温め続けることにより、肉まんは炭化し、発火に至りました。

実験写真

出火前後の肉まんの画像

 

実験動画

 

サツマイモの過熱発火

実験想定

500ワット型の電子レンジでサツマイモ(生)を過熱しました。
※「過熱」とは・・・必要以上に長い時間温めることをいいます。

実験結果

電子レンジで温め続けるとサツマイモに含まれる水分が完全に蒸発し、その後さらに温め続けることにより、サツマイモは炭化し、発火に至りました。

実験写真

出火前後のサツマイモの画像

 

実験動画

電子レンジ火災を防ぐポイント

  • 包装などに記載された取扱い説明をよく読み、適切な加熱時間を設定してください。
  • 適切な加熱時間がわからない場合は、加熱時間を短めに設定してください。
  • 電子レンジ使用中は、その場を離れず、様子を見ながら加熱してください。
  • 万が一発煙・発火を確認したら、電子レンジの電源プラグを抜いて加熱を停止させるとともに、扉を開けずに煙や炎が収まるのを待ってください。(理由1~酸欠で炎が収まることが多いため。理由2~扉を開けることで酸素が供給されて燃焼が拡大し、受傷したり延焼したりする可能性があるため。)

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