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*サル目
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分布 |
マダガスカル南部に分布する、マダガスカルの固有種です。 落葉樹林、河辺林、乾燥林、低木林等に生息しています。 |
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特徴 |
尾に輪の模様があるので「輪尾(ワオ)」と呼ばれています。ワオキツネザルの陰部には特殊な臭いを出す分泌腺があります。雄には前足の手首と脇の下にも分泌腺があり、手首を木の枝等に直接擦りつけたり、尾に擦りつけた後にふりまいてマーキングを行います。これは果実がなる木の所有権の主張や威嚇の意味があると考えられています。 複数の雄、雌で群れを形成し、群れの階級は雌が雄より優位で、それぞれ別の順位が決められます。雌にははっきりとした階級がありますが、雄の階級は不明瞭でよく順位が変わります。 昼行性で樹上生活をしていますが、地上に降りて移動することも多いです。 代謝が低く、気温が低いときには日光浴をして体を温めます。 後肢が発達しており、跳躍を得意としています。 |
食性 | 主に果実や木の芽、葉、昆虫等 |
寿命 | 野生:約15年/飼育下:約25年 |
減少の理由 |
森林伐採等による生息地の破壊、食用やペット用としての乱獲、干ばつ等により生息数は減少しています。 |
その他 |
レッドリスト:EN(IUCN2018)/CITES:附属書Ⅰ |
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