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プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な環境問題となっております。
札幌市においても、2018年3月に策定された「新スリムシティさっぽろ計画」で循環型社会の実現に向けた廃棄ごみの削減を目標に掲げており、また、2019年5月に策定された国の「プラスチック資源循環戦略」では、2030年度までに使い捨てのプラスチックを累積25%排出抑制するなどの高い目標を掲げ、国民・行政・企業等が一体となって、プラスチックごみの積極的な削減を推進していくこととしています。
当園においても、2019年3月に策定した「札幌市円山動物園基本方針『ビジョン2050』」で、地球環境の持続可能性に配慮した取組の一つとして、ごみの再資源化や分別を徹底するとともに、プラスチック製品の排出削減にも努めることとしております。
この度、当園内で営業している食堂・売店と一体になって、プラスチック排出削減に率先して取り組むこととし、また、市民や来園者に対しても海洋プラスチックの問題を知っていただくため、2019年11月8日、下記のとおり宣言を行うことといたしました。
来園者の皆さまにおかれましても、海の環境や野生動物のため、ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
円山動物園および園内売店・食堂一同は、海の環境・野生動物を守るため、応援してくださる市民・企業と共に、次の取組を進めていきます。
札幌市環境局円山動物園
オフィシャルショップ
オフィシャルステーション
ファミリーショップもりやま
ネイチャーカフェ・アース
スカイ
ダニーズレストラン
ミュージアム・ショップ・円山
2019年11月8日から、各店、可能なことから試行的に使い捨てプラスチックの削減に取り組んでいきます。特にお買い物の際のレジ袋について、有料化や紙袋化といった取組を重点的に試行していきます。来園者の皆さまにおかれましても、お買い物の際はマイバッグの利用などにご協力をお願いいたします。
本格実施は2020年4月からとし、レジ袋の有料化や紙袋化のほか、その他の使い捨てプラスチックの使用についても順次見直しをしていく予定です。
園内売店・食堂において、園全体での廃棄プラスチック削減の取組の他にも、独自に取組を実施している事例がありますので、こちらでご紹介します。
園内でのお買い物の際に出てしまうレジ袋。すでに有料化は開始していますが、さらにレジ袋の消費数を減らしたいという思いから、正門そばのオフィシャルショップでオリジナルコットンバッグの販売を開始しました。
ホッキョクグマデザイン(サイズ大:300円)とアザラシデザイン(サイズ中:200円)の2種類があります。
どちらも海の環境を守りたいという思いが込められたメッセージ入りです。
このバッグに限らず、皆さまお買い物の際はマイバッグの利用にご協力をお願いいたします。
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