ここから本文です。
円山動物園にお寄せいただいたご意見で、特に多かったものについて、ご回答いたします。
今後もお気づきの点がございましたら、ご意見・ご提案等をお寄せください。
なお、園内にはご意見箱を設置しておりますので、こちらもご利用ください。
円山動物園は原始林に囲まれており、自然豊かな恵まれた立地にあります。原始林はカラスの繁殖地となっており、どうしても園内にカラスが多くなってしまいます。
そのため、お客様に持ち物から目を離さないようお願いしたり、ごみ箱を多く設置したり、動物の餌が狙われないよう、 テグスやネットを張ったり、室内で給餌するなど、できる限りの対策はしておりますが、動物園としても苦慮しているのが現状です。今後もカラス除けに効果があると思われるものは随時実行していきたいと思いますが、食べ物を食べながら歩いていたり、コンビニなどのレジ袋を持っているとカラスに襲われやすい傾向がありますので、ご来園の際は十分にご注意くださいますようお願いいたします。
お弁当はできるだけ、第一レストハウス、サル山展望レストハウス、エゾシカ・オオカミ舎2階などの屋内で食べることをお勧めいたします。お客様が円山動物園を安心・安全に楽しんでいただけるよう、今後もカラス対策についての最善の方法を検討してまいります。
動物の糞や体臭は人間にとっては不快なにおいと感じる場合があると思います。特にサル山や熱帯動物館のにおいが気になるというご意見が多く寄せられています。
飼育動物の糞や尿は飼育員が毎日取り除き、獣舎内を清掃しており、常時清潔に保つよう心掛けてはいますが、特に古い獣舎は、においが建物に染みついており、なかなか取り除くことは難しいことが現状です。
ただ、少し視点を変えて、「食育」の観点で考えると、動物の「食べる」という生きていくため欠かすことのできない行動には必ず「排泄」が伴い、排泄をすることも大切な行動の一つです。円山動物園に来て、このようなにおいを嗅いだときに、 排泄の大切さについて少しでも感じてほしいとも思います。
しかしながら、やはりこのようなにおいは不快に感じると思います。少しでもにおいを抑えるための工夫を考えていきますので、ご理解をお願いいたします。
円山動物園では、動物専門員という札幌市の正職員と、期限付き雇用の動物飼育業務員が飼育員として働いています。
◆動物専門員の採用について
詳細は、以下のリンク先ページにてご確認ください。
【採用に関するお問い合わせ先】
・札幌市総務局職員部人事課
・電話番号:011-211-2072
◆動物飼育業務員の採用について
詳細は、以下のリンク先ページにてご確認ください。
【採用に関するお問い合わせ先】
・札幌市円山動物園保全・教育推進課
・電話番号:011-621-1427
申し訳ございませんが、円山動物園では動物の引き取りは行っておりません。ご了承ください。
動物に関する相談の詳しいページは、こちらをご覧ください。
本来、野生動物は直接人間が触れることができない距離を保って共生しており、野生動物との距離感やその保全のために何をすべきかを伝えていくため、札幌市動物園条例において、当園は、野生動物に直接触れる機会を提供しないこととしています。
ただし、その体験によってのみ得られる生物多様性の保全に寄与する教育的効果があり、かつ良好な動物福祉を確保しているとあらかじめ市民動物園会議が認めた場合に限って、直接触れる機会を提供できることとしております。
動物とのふれあいは、命を尊重する心を育み、人の心を穏やかにする効果があることから、今後そのようなふれあいを含む教育プログラムを行っていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
この質問については、冷涼な環境を好む動物を中心にお答えします。
屋内展示場や寝室は、空調により涼しい環境となっており、天候や動物の状態を確認しながら、短時間で室内に収容する、屋外での展示を中止するなど対応しております。
天候や動物たちの状態を確認し、空調のついた寝室を開放することで動物が自由に行き来できるようにしております。ただし、天候や動物の状態によっては、屋内に収容し屋外展示を中止する場合もございます。
屋内が狭いため、日中でも屋内~屋外展示場の出入りを自由にできるようにしております。
その日の気温等によっては、室内に引っ込んでしまっていることもあるかもしれません。
その他の「夏の暑い日が苦手な動物」も含めて、場合によっては、天気が良いにもかかわらず、屋内展示となることや、ご覧いただけない場合がございます。ご了承ください。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.