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更新日:2024年4月13日

モモイロインコ

モモイロインコ

*オウム目
PSITTACIFORMES
*オウム科
Cacatuidae
*英名
Galah
*学名
Eolophus roseicapillus

分布

オーストラリアのほぼ全域に分布する固有種で分布域内では疎林、海岸地帯、都市やその近郊の公園、農地等様々な環境に適応しています。

特徴

オーストラリアの乾燥した地域で生活しているため、栄養を体内に蓄えることができ、森林であったところがヨーロッパ人の入植以降、農地に開拓されてからは個体数が増え生息域は拡大しました。

その後、増えすぎた個体はタスマニアに移入され、採餌は集団になって地上で行うので、現地の農家からは害鳥として扱われています。

一度つがいが形成されると一生の間、そのつがいは継続され常に行動を共にし、巣はふつう水辺にある垂直な木のウロに作りますが、崖の穴を利用することもあります。

巣材として、ユーカリの葉が使われます。

通常3~4個を産卵し、ふ化日数が30日で、ふ化後6週間で巣立ちをします。

食性 主食は植物の種、果実等
寿命 野生下:不明 飼育下:約40年
その他

CITES:付属書Ⅱ

円山動物園では平成14年4月1日に自然繁殖に成功し、平成15年に繁殖賞を受賞しています。


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