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更新日:2025年3月3日

石狩西部広域水道企業団への参画

札幌市は、豊平川以外にも安定した水源を確保するため、北海道、小樽市、石狩市、当別町とともに、石狩西部広域水道企業団に参画しており、令和7年4月1日より、新たに当別ダムを水源とする当別浄水場からの水道水の受水を開始する予定です。

石狩西部広域水道企業団とは

石狩西部広域水道企業団は、新たな水源開発(当別ダム)と広域的な水道施設整備のために、北海道、札幌市、小樽市、石狩市及び当別町で構成する一部事務組合として平成4年3月に設立されました。

※一部事務組合とは、複数の地方公共団体(市町村、特別区など)が行政サービスの一部を共同で行うことを目的として設置する行政機関で、地方自治法284条2項により設けられる。一部事務組合は、普通地方公共団体が、その事務の一部を共同して処理するために設ける特別地方公共団体である。(一部事務組合のうち地方公営企業の事務を共同処理するものを企業団という。)

石狩西部広域水道企業団のホームページ

石狩西部広域水道企業団の事業概要図

 

■第1期創設事業(平成4年度~平成24年度)
当別ダムの建設
当別浄水場(1期分)の建設
・送水管の布設
平成25年度より当別町、石狩市、小樽市へ送水開始

 

■第2期創設事業(平成29年度~令和6年度)
当別浄水場(2期分)の建設(増設)
ポンプ場の建設
・送水管の布設
令和7年4月1日より札幌市へ送水開始

 

 

石狩西部広域水道企業団参画の目的(受水による効果)

水源の分散化

浄水場が被害を受けた際のイメージ図近年、全国各地で大雨などによる災害で水源や水道施設が被害を受ける事例が多く発生しており、豊平川以外にも安定した水源を確保するため、企業団へ参画しています。

石狩西部広域水道企業団から1日最大44,000立方メートルの水道水を受水することで、事故・災害時に豊平川から取水できず水道水がつくれない場合でも、全札幌市民分の「炊事などに最低限必要な生活用水(1人1日あたり20L)」に相当する水量の水道水を継続して確保することができます。

受水によるメリット

西部配水池への送水経路の二重化

「白川浄水場から西部配水池へ水道水を送る管路(送水管)」に加えて、「石狩西部広域水道企業団の当別浄水場から西部配水池へ水道水を送る管路(送水管)」ができることで、西部配水池への送水経路が二重化されます。

一方の送水経路が事故や災害で被害を受けて水道水が遅れなくなった場合でも、西部配水池から各家庭に水道水を継続して送ることができます。

項目「石狩西部広域水道企業団とは」掲載図

札幌市水道局ホームページ(浄水場のページ)

札幌市水道局ホームページ(送水管のページ)

札幌市水道局ホームページ(配水施設のページ)

※西部配水池は、札幌市の4大配水池の1つで、宮丘公園(西区西野290番地1)にあります。

 

白川浄水場改修における建設規模の縮小

白川浄水場は、第1・第2・第3の3つの浄水棟からなる、札幌市最大の浄水場です。場内の多くの施設で耐震性能が不足しているとともに経年劣化が進んでいることから、段階的に改修を行います。

改修は、ひとつずつ浄水棟を停止して行う必要があり、その際に低下する給水能力を補うため、新たな浄水棟を建設する必要があります。

石狩西部広域水道企業団から受水することで、その浄水棟の建設規模を縮小することができます。

石狩西部広域水道企業団の施設概要

当別ダム

当別ダム写真洪水調節、流水維持、灌漑用水、水道用水の確保を目的とする多目的ダムです。石狩西部広域水道企業団は、水道水の供給に必要な水(原水)を当別ダムの取水ゲートから当別浄水場に取水しています。

石狩西部広域水道企業団ホームページ(施設概要のページ)

札幌市水道局ホームページ(ダムのページ)

 

当別浄水場

当別浄水場の写真当別ダムから取水した水(原水)を水道水に処理するための施設で、粒状活性炭による高度浄水処理を行っています。当別浄水場でつくられた水道水は、送水管という水道管を通じて、札幌市、小樽市、石狩市及び当別町に送られます。

石狩西部広域水道企業団ホームページ(施設概要のページ)

 

 

札幌ポンプ場

札幌ポンプ場の写真当別浄水場でつくられた水道水を札幌市の西部配水池に送るためのポンプ施設です。

札幌市水道局ホームページ(配水施設のページ)

 

 

 

 

石狩西部広域水道企業団からの受水

受水開始予定日

令和7年4月1日(火曜日)

日最大受水量

44,000立方メートル

受水した水道水の運用方法

受水イメージ図

「石狩西部広域水道企業団から送られる水道水」は、西部配水池で全量を受水しますが、「札幌市が白川浄水場でつくった水道水」も継続して西部配水池に送ります。

各水道水の池への流入量は、「石狩西部広域水道企業団から送られる水道水」の流入量を一定として、西部配水池から配る水量の変動にあわせて「札幌市が白川浄水場でつくった水道水」の流入量を調整することとしています。

その流入量の比率は、年間平均で概ね1対1の割合になると想定しています。

この池の中で混ざり合った水道水を、西部配水池の配水区域である下記の配水区域内に配ります。

 

配水区域

受水した水道水の配水区域図

■手稲区

【対象区域】

手稲区の内、下記の配水区域を除いた地域

【対象外区域】

手稲金山(番地)、手稲星置(番地)、手稲本町3~4条4丁目の一部・稲穂1~2条1~8丁目、稲穂3~4条1~7丁目、稲穂5条4~7丁目・金山1~2条1~4丁目、金山3条1~3丁目、星置南1~4丁目

 

■西区

【対象区域】

西区の内、下記の配水区域を除いた地域

【対象外区域】

山の手1条12~13丁目、山の手2条7~11丁目の一部、山の手2条12丁目、山の手3条7~12丁目、山の手4条7~11丁目、山の手5条7~9丁目、山の手6条7~9丁目、山の手7条7~8丁目、山の手(番地)、小別沢(番地)、西野2条10丁目、西野3~8条1~10丁目、西野9条3~9丁目、西野10条6~9丁目、西野11条7~9丁目、西野12~14条8丁目、西野(番地)、福井1~10丁目、福井(番地)平和1条2~11丁目、平和2条1~11丁目、平和3条4~10丁目、平和(番地)、二十四軒1~4条1~7丁目、琴似1条1~7丁目、八軒1~10条東1~5丁目

 

■北区

【対象区域】

新川2条11~13丁目、新川3~4条11~20丁目、新川5~6条14~16・20丁目、新川7条16丁目、新川8条17丁目の一部、新川(番地)の一部、新琴似1~4条11~13丁目、新川西1条1~4・6~7丁目、新川西2~3条1~7丁目、新川西4条3~4丁目、新川西5条4丁目

 

■中央区

【対象区域】

宮の森4条1~6丁目
 

※手稲区にある「宮町浄水場」及び西区にある「西野浄水場」は、浄水処理の機能が停止した際などに、西部配水池からの水道水を受け入れることができる機能(バックアップ機能)を有しています。平常時にも、その機能維持や浄水場の点検などの際に、西部配水池から各浄水場に水道水を送る場合がありますが、上記配水区域には、宮町浄水場と西野浄水場の配水区域は含んでいません。

札幌市水道局ホームページ(白川浄水場のページ)


水質

水質検査体制(石狩西部広域水道企業団)

白衣のウォッピー石狩西部広域水道企業団では、水源から供給する水道用水に至る水質の検査を、毎年計画的に実施しており、その検査結果についても公表しています。

水質検査体制(札幌市)

札幌市では、石狩西部広域水道企業団から受水した水道水や西部配水池から配られる水道水の水質検査を含む水質検査計画を新たに策定し、水質検査結果についても公表する予定です。

札幌市水道局ホームページ(水質管理計画のページ)

 

おいしさに関わる水質

石狩西部広域水道企業団の水道水は、札幌市の水道水と同じく、水質基準に適合した「安全で安心の水質」であることはもちろんのこと、「おいしさ」に関わる水質の目標値を満たしています。

 

関係リンク(外部ページ) 

当別ダムホームページ(北海道空知総合振興局)
石狩西部広域水道企業団ホームページ

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市水道局給水部計画課

〒060-0041 札幌市中央区大通東11丁目23

電話番号:011-211-7052

ファクス番号:011-231-2773

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