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創設以来、札幌水道は給水需要の増大に対応するため、計画的に札幌市内に水源を確保してきました。
その結果、現在は、豊平川、琴似発寒川、星置川・滝の沢川に水源を有しています。
このうち、豊平川は、そのほとんどをまかなう重要な河川で、その上流に豊平峡ダムと定山渓ダムという2つの大きな貯水施設を有しています。
こうした計画的な水源の確保に加えて、冬期間の降雪により、多量の雪が夏期近くまで融雪水や涵養水として蓄えられるため、水量は比較的安定しており、札幌市は今まで一度も水不足を経験したことがありません。
【札幌市内の水源の確保状況】
豊平川以外にも安定した水源を確保するため、石狩西部広域水道企業団に参画しており、令和7年4月1日より、新たに当別ダム(当別川)を水源とする当別浄水場からの水道水の受水を開始しました。
石狩西部広域水道企業団に参画し、1日あたり最大44,000立方メートルを受水することで、事故・災害時に豊平川から取水できず水道水がつくれない場合でも、全札幌市民分の「洗面などに最低限必要な生活用水(1人1日あたり20リットル)」に相当する水量の水道水を継続して確保することができます。
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