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更新日:2024年3月5日

白川(しらいかわ)浄水場改修事業

1 事業概要

白川浄水場は、第1・第2・第3の3つの浄水棟からなる、札幌市最大の浄水場です。場内の多くの施設で耐震性能が不足しているとともに経年劣化が進んでいることから、段階的に改修を行います。改修は、ひとつずつ浄水棟を停止して行う必要があり、その際に低下する給水能力を補うため、第1期改修事業として、新たな浄水棟(施設名:白川第4浄水棟、処理方式:凝集沈澱・急速ろ過、給水能力:160,000m3/日)を整備するとともに、エネルギー使用量の削減を目指し、原水を豊平川から取り入れる地点を見直して、自然流下を有効に活用できる新たな取水施設を整備します。

第1期改修事業の後に予定している第2期改修事業では、既存浄水棟の耐震化や補修、設備の更新などを進めてまいります。

白川浄水場の全景写真を使い、第4浄水棟の新設を主体とする第1期改修事業と既存浄水棟の改修を行う第2期改修事業を図示しています

白川浄水場の全景

 

断面の模式図により、第4浄水棟と第1,2,3浄水棟の高さ関係(標高の関係)を図示しています

改修事業の模式図

 

2 白川浄水場第1期改修事業

第1期改修事業は、令和4年度(2022年)より工事を進めており、令和12年度(2030年)の事業完了を予定しています。

平面の模式図により、第1期改修事業のうち、工事中を赤色表示、工事予定を緑色表示、しゅん功済みを水色表示、既存水道施設を黄色表示にて、図示しています

第1期改修事業平面図

 

第1期改修事業で整備する各施設の役割

施設名

役割

白川取水口(しゅすいこう)

豊平川の水を水路(取水渠)に取り込むための施設

白川取水渠(しゅすいきょ)

取水口で取り入れた水を第4浄水棟へ送るための水路

白川新沈砂池

川の水の中に混じった砂などを沈める施設

白川第4浄水棟

豊平川から取り入れた水を安全でおいしく飲むことのできる水道水に処理する施設

場内連絡管

第4浄水棟で処理した水を次の工程へ送る管

白川新排水調整池

白川浄水場で発生する各排水を受け入れ、排水の水質・水量の調整を行う施設

 

あらかじめ工場で製作したコンクリート製品(取水渠)をクレーンで下ろしてる、令和5年6月撮影の写真を載せています

白川取水渠新設工事(※令和5年6月撮影、あらかじめ工場で製作したコンクリート製品(取水渠)をクレーンで下ろしています)

コンクリートを枠の中に流し込んでいる、令和5年10月撮影の写真を載せています

白川新沈砂池新設工事(※令和5年10月撮影、コンクリートを枠の中に流し込んでいます)

 

第4浄水棟建設前の準備工事(重機により地面を掘削)をしている、令和5年12月撮影の写真を載せています

白川第4浄水棟新設工事(※令和5年12月撮影、第4浄水棟建設前の準備工事をしています)

 

3 お問い合わせ先

事業計画について

水道局給水部計画課

電話011-211-7052

工事について

水道局給水部工事課

電話011-211-7056

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市水道局給水部計画課

〒060-0041 札幌市中央区大通東11丁目23

電話番号:011-211-7052

ファクス番号:011-231-2773

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