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更新日:2023年1月25日

ダム

札幌の水がめ

都市生活を支える水。その水源の確保は、水道水の安全安定供給のために最も大切なことです。

札幌市では、計画的にダムの建設に着手し、豊平峡ダムと定山渓ダムという2つの大きな水源を確保してきました。どちらも周辺の美しい自然が大切な水を汚染から守ってくれています。また、2つのダムのおかげで、札幌市はこれまで1度も水不足になったことがありません。

平成24年度には石狩西部広域水道企業団の水源である当別ダムが完成しました。札幌市は企業団に参画しており、将来1日当たり4万4,000立方メートルの水道水の供給を受ける予定です。

豊平川上流の2つのダム

豊平峡ダム

豊平川上流に建設された豊平峡ダムは、水道用水の供給のほか、洪水調節や水力発電にも利用されている多目的ダムです。昭和42年度に着工し、総工費85億円(本市分担率40.9%)をかけて昭和47年度に完成しました。

この結果、札幌市は1日当たり52万8,000立方メートルの水源を確保することになりました。このダムは、アーチ式コンクリートダムとして道内最大のものです。

写真:豊平峡ダム

定山渓ダム

豊平川水系の小樽内川に建設された定山渓ダムは、豊平峡ダムだけでは将来の給水需要に応ずることができなくなるため、第2の水がめとして、昭和53年度に着工し、総工費800億円(本市分担率57.2%)をかけて平成元年度に完成しました。

このダムは重力式コンクリートダムで、豊平峡ダムと同じく、洪水調節、発電、水道用水確保を目的とした多目的ダムです。このダムの完成により新たに1日当たり32万立方メートル(夏期)の水源が確保されました。

写真:定山渓ダム

ダム比較表

名称

河川名

形式

ダムの規模

総貯水量

ダム使用権

(夏期)

堤高

堤長

堤体積

豊平峡ダム

豊平川

アーチ

102.5m

305.0m

285,000m3

47,100,000m3

528,000m3/日

定山渓ダム

小樽内川

重力

117.5m

410.0m

1,185,000m3

82,300,000m3

320,000m3/日

ダムの種類

アーチ式コンクリートダム

図:アーチ式コンクリートダム
上流側に膨らんだアーチ型の構造で、貯めた水の荷重を両側の岩盤と下の岩盤に伝える型式です。両側の岩盤が上の方まで堅硬な場所に造ることができ、コンクリートの量が重力式ダムに比べて少なくてすみます。

重力式コンクリートダム

図:重力式コンクリートダム

最も多く建設されているもので、貯めた水の荷重を、ダムの自重によって下の岩盤に伝える型式です。土台の岩盤が堅硬な場所に造られます。

ダムの高さ比べ

図:ダムの高さ比べ

当別ダム

当別ダムは、北海道が石狩川水系当別川に建設した台形CSGダムで、洪水調節、農業用水、水道用水確保を目的とした多目的ダムです。

札幌市は、北海道・小樽市・石狩市・当別町とともに石狩西部広域水道企業団を設立し、このダムの建設に参画しました。当別ダムは総工費683億円(企業団負担率29.8%)をかけて平成24年度に完成しました。

このダムの完成により1日当たり8万5,500立方メートルの水源が確保できます。また、札幌市は、企業団から将来1日当たり4万4,000立方メートルの水道水の供給を受けることができます。

写真:当別ダム

石狩西部広域水道企業団のホームページ

その他の水道施設

浄水場

送水管

配水管

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市水道局給水部計画課

〒060-0041 札幌市中央区大通東11丁目23

電話番号:011-211-7052

ファクス番号:011-231-2773

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