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豊平川の上流にある豊平峡ダムと定山渓ダムは、どちらも集水区域のほとんどが国立公園や国有林野内にあり、水源の水質保全という観点からは、全国の大都市と比較して恵まれた好ましい環境にあります。
しかし、水道原水が浄水場に届くまでには、事業活動に伴う油脂類や汚水の漏出など、偶発的な水源汚染事故が発生する可能性があり、水質の良好性が損なわれることが懸念されます。
このため、水道局では、毎日の水源周辺パトロールをはじめ、水源水質自動監視装置の設置、河川工事業者への協力要請などにより、水質汚染の未然防止、早期発見に努めています。
また、水源域住民へのチラシ配布や、水源となっている河川を利活用する方に水質保全の協力を呼びかけるなど、水源の水質保全についての啓発活動を行っています。
水源パトロール 水源水質自動監視所内部
札幌の水道水は、【豊平川】(藻岩浄水場・白川浄水場・定山渓浄水場)、【琴似発寒川】(西野浄水場)、【星置川・滝の沢川】(宮町浄水場)を水源としています。
安全でおいしい水道水をつくるためには、川をきれいに保つことが大事であり、それにはみなさまのご協力が欠かせません。
ゴミ・油類などを川に捨てない、油を排水口や道路側溝に流さない、灯油タンクからの油漏れがないか確認する、などのご協力をお願いいたします。
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