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琴似のスープカレー店「らっきょ」をはじめ、日本各地に出店。料理教室で世界を飛び回るなど、スープカレーの魅力を伝える活動も行っている。
【有限会社 SPICE GO GO HP】
【住所】
札幌市西区琴似1条1丁目7番7号
・12 つくる責任 つかう責任
「もったいない精神」
これが僕のエコ活動の原点です。食材は極力使えるところまで使うようにしています。地元の食材を出来るだけ使うようにしてますし、農家の方が捨てるような規格外の野菜をたくさん購入したり、使い切れない量の野菜は知り合いのお店に配ったりしてます。
また、「らっきょ」では、テイクアウトの際、お鍋を持ってきていただけると、スープの量を増やして渡しています。鍋だとプラスチック容器も使わないし、家に持って帰ってそのまま温めても良いですし、冷蔵庫にある残り物の野菜を入れて食べてもらえれば、食材も無駄にしないで済みますよね。
そのほか、「ドギーバッグ(食べ残した料理をつめてお客さんが持ち帰るための袋や容器)」なども導入できないか検討しているところです。
そして、最後に「誰も残さないようなおいしい料理を作ること」。これが食品ロスを解決する一番の近道だと思い、日々料理を作っています。
・17 パートナーシップで目標を達成しよう
「つながり・絆の大切さ」
経営する上で、従業員のチームワークは本当に大切だと感じています。世の中にはいろんな人がいて、価値観・文化・感性など人それぞれ。従業員には、若い人、高齢の人、障がいを持つ人、いろんな人が働いています。それらをまとめるには、まずはコミュニケーションをとることが大事。互いに何かを教えたり、教えてもらったりすることでお互いの理解が深まり、多様性を認めあうことでチームワークを高まると考えています。
SDGsも、人それぞれが話し合って、お互いを認め合い、それぞれが持つ課題を一つずつ無くしていけば、きっと解決できると思います。
【有限会社SPICE GO GO 代表 井手 剛さん】
ご飯を提供するだけじゃなくて、料理を通じて新しい発想を持つようになってもらうこと。特に子どもたちには「どんな味付けにしたら喜ぶかな」って考えながら家族のために料理をしてほしい。人のために何ができるか考えられるようになれば、SDGs は難しくないと思います。
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