ホーム > 西区のまちづくり > 西区の環境の取り組み > 西区SDGs応援企業・団体紹介 > SDGs応援企業・団体紹介 石屋製菓株式会社
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石屋製菓グループは北海道を代表するお土産菓子「白い恋人」の製造をはじめ、お菓子のテーマパークである「白い恋人パーク」の運営なども手掛ける札幌市西区の会社です。
お菓子は贈る人、贈られる人の心を豊かにする「しあわせをつくるお菓子」を皆様に届ける、それが石屋製菓の使命と考え、食の安全・安心や環境に配慮するとともに、地域に根ざした活動にも力を入れています。
【石屋製菓株式会社HP】
【本社所在地】
札幌市西区宮の沢2条2-11-36
【CSR担当者】
向かって右より、石屋製菓株式会社 経営管理部広報CSR課 亀村係長、加藤さん
石屋製菓は、「しあわせをつくるお菓子」をつくることを企業理念に掲げ「しあわせをつくるお菓子をつくるため」に、「お客さま」「社員」「地域の皆さま」すべての方々が幸せになることを目指しています。SDGsの「誰ひとり取り残さない(no one will be left behind)」、「地球上のすべての人々が幸せに暮らせ、ずっと地球に住み続けるようにする」という考えに賛同し、商品に関わる全ての人が幸せに暮らせるために「6つの約束」を提案しています。2019年には各部内の若手社員によるSDGs推進チームを設置し、SDGsの達成につなげる取組を推進しています。
【取組に関連するSDGs】
〇安心・安全のためのシステムの見直し
2017年からFSC22000の認証を取得し、世界標準といわれる食品安全マネジメントシステムを取り入れ、より安心で安全な製品づくりに努めています。また、現場の声をよりよい改善につなげる仕組として、若手社員を中心に「HACCP チーム」を結成、業務改善を話し合い工場全体に反映しています。最近では、新型コロナウイルスに関連して、チームの提案をもとに、工場の入室手順を改善しました。
【取組に関連するSDGs】
〇信頼を得るためのコンプライアンス体制の確立
「コンプライアンス委員会」「お客様サービス室」「内部通報制度」を設け、法律と倫理の順守を徹底しています。また、食品の安心・安全に加え、ハラスメントなど時代の流れに合わせた柔軟な対応や、研修での事例の実演や社内報でのコラム掲載などわかりやすい啓発に努めています。
【取組に関連するSDGs】
〇バイオマストレーでCO₂削減に貢献
2009年8月から、「白い恋人」はバイオマス素材(トウモロコシ)を主原料としたトレーを使用しています。当初はトレーの原材料が中国産で、熊本県で成型していましたが、試行錯誤の末、現在はトレーの原材料を国内産に、成型工場も北海道(小樽市)に変更し、輸送距離の削減にも成功しました。
【取組に関連するSDGs】
〇北海道コンサドーレ札幌とともに地域に夢と活力を
石屋製菓はスポーツを通じて地域に活力が生まれ、ひいては企業の成長にもつながると信じ、「北海道コンサドーレ札幌」の立ち上げから関わり、メインスポンサーや「宮の沢白い恋人パークサッカー場」(2000年竣工)の建設などサポートを続けています。「宮の沢白い恋人パークサッカー場」は、今では地域の方々が気軽に応援に来て下さるようになり、地域とのつながりが深まりました。これはスポーツが持つ大きな魅力だと思います。
〇スポーツを通じて地域と交流し、魅力あるまちづくりを進めています。
石屋製菓では、サッカーチームの他、女子サッカー、バドミントン、カーリングチームのサポートも行っています。選手の中には、実際に石屋製菓で働きながらスポーツ選手として活動している社員もいます。また、石屋製菓も参加している、地域の町内会や各企業・団体が協力して設立した「西町・コンサ通りまちづくり実行委員会」では、北海道コンサドーレ所属のサッカー選手やバドミントンチームと地元小学生との交流会を毎年行っています。
【北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームと手稲宮丘小学校の児童との交流】
【取組に関連するSDGs】
〇地域の一員として一緒にまちを盛り上げる~YOSAKOIソーラン祭り~
1992年に始まったYOSAKOIソーラン祭りでは、その翌年から協賛企業となり、1998年から「白い恋人パーク」を会場として提供しています。特設ステージをつくり、踊り子の皆さんに気持ちよくパフォーマンスをしていただくと、誇らしく感じます。2020年は、新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、参加予定だった全チームに、それぞれのチーム名入り「白い恋人オリジナル缶」を寄贈しました。
〇行政と連携した地域貢献(ふるさと発見!西区ものづくり見学ツアー)
2019年には、西区役所が主催する「ふるさと発見!西区ものづくり見学ツアー」に協力し、地域の小学生に「白い恋人パーク」の工場を見学いただきました。工場内でのお菓子の製造過程やチョコレートの歴史などの学習や「宮の沢白い恋人パークサッカー場」では、普段入ることができないグラウンドでのサッカー体験をしていただきました。これからも、行政と連携し、当社の活動を少しでも地域の皆様に還元していきたいと考えております。
【取組に関連するSDGs】
〇だれもが働きやすく、将来の夢を叶えられる職場に
石屋製菓は、女性や子育て世代の働く方に向けて、「時短勤務(小学3年生まで)」「自社の保育所設置(土日利用可)」「男性の育児休業の取得推進」など積極的な取組を行っており、産休・育休をはじめ、年休取得率も約85%と高く、ワークライフバランスの推進に努めています。これからも、女性管理職の推進、外国人従業員の雇用、障がいのある方の雇用など、安心して自分らしく働ける環境づくりを大切にしていきます。
石屋製菓の取り組みについては「ISHIYA CSRコミュニケーションブック」として、SDGsの活動事例を業務に携わる社員の視点で紹介されていますので、こちらも是非ご覧ください。
【ISHIYA CSR コミュニケーションブック】
https://www.ishiya.co.jp/about/csr/employ/006070.html#006070
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