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更新日:2011年2月25日

まえがき

札幌市南区が区民を対象に開講した「ふるさと講座」(南区の歴史をテーマに第1回は平成12年、第2回は平成13年に実施)の終了後、受講生の中から自分たちの居住する南区をさらに探究してみたいとの希望が生まれました。
そこで、その講座の講師をされた庄司先生のご指導のもと有志が集まり、平成13年10月に『ふるさと探訪会』を発足させて、現地見学などの活動を始めました。現地見学では、各施設・寺社などを訪ねたり古老やその土地に詳しい方からの説明を聞くうちに徐々に各地域に定住者が増え、まちが拓かれていく様子が見えてきました。
南区は、天然資源(森林・鉱石・湧泉)などが豊富で、古くは宝暦3年(1753年)木材業者飛騨屋久兵衞が豊平川沿いの山林伐採に着手し、慶応2年(1866年)美泉定山が温泉を確認し仮屋を設けました。加えて、北辺の厳寒の地に挑み開墾に携わった先人を偲ぶ開拓記念碑や開拓に重要な役割を果たした農耕馬の魂を慰めるための馬魂碑など「いしぶみ」が各地に建立されていることを知りました。
そこで、本探訪会の活動の成果を足跡に残そうと「いしぶみ」の写真と共にその所在地や案内図を添えて写真集として取り纏めることとしました。また関連の碑として伊達市まで足を伸ばし「東本願寺街道起点」の碑を訪ねています。
編集にあたっては、写真は会員各自が撮った中から選択して用い碑の説明文を付け、さらに建立されている場所が一目でわかるよう案内図をつけての手づくりで作成しました。
この写真集をご覧になって、南区の歩んできた歴史を知る手引きとしてお役に立てば幸いです。

「ふるさとの碑」 講師:庄司宣誉

ふるさとの碑

 

※「碑を訪ねて」は南区の郷土史の資料の充実を通じてふるさと意識の向上を図ることを目的に掲載しているものであるため、寺社等、札幌市が管理していないものも掲載しています。

このページについてのお問い合わせ

札幌市南区市民部総務企画課

〒005-8612 札幌市南区真駒内幸町2丁目2-1

電話番号:011-582-4714

ファクス番号:011-582-0144