ホーム > 南区の紹介 > 碑(いしぶみ)を訪ねて > 編集を終えて
ここから本文です。
編集作業は、「みなみ区ふるさと小百科」などの参考文献から資料を作成し、それをもとに現地見学から始まりました。
まずは、中央区との境の軍艦岬から豊平川沿いに上流へ、一方豊平区との境の天神山から旧本願寺街道沿いに、南区の最終点中山峠を目指しました。
現地では、開拓の労苦を偲びながら先達の歩んできた地の足跡を、現代人の我々自らの足で踏みしめました。
訪ねた先の碑では、写真を撮り、碑文や碑の裏面文・周辺の説明文などをメモしてきました。
そのなかで、明治14年(1881年)建立の大山祗大神碑(硬石山石碑群)が最も古い「いしぶみ」であることを知りました。
しかし、予定の地におもむくと目的の碑がなく、移設したのか無くなったのか不明のこともあり、後日調べた結果すでに関係者もなく道路整備の際に廃棄したものや、地主から処分したことを直接お聞きして確認したこともありました。
また、資料に登載していない碑があった時などは、みんなが大感激のバンザイでした。
現地をまわって感じたことは、時が過ぎ人が変わっていくとこれらの碑が、自然に消滅することも予想されます。持主が、代々引き継いでほしいものです。
我々の掌握した「碑」以外にも、まだまだ存在しているものがあると考えられます。後日、これらを発見し表向きにしていただく方がでることを期待します。
なお、冬季オリンピック関連の像と、定山渓のカッパ群を割愛しました。
(T)
講師 | 庄司宣誉(前列中央) |
---|---|
会員 |
飯田英子(後列右側) 亀谷昭彦(前列左側) 吉川有希(後列左側) 工藤道秀(前列右側) 櫻井綾子(後列右から二人目) 佐藤功(前列右から二人目) 鳥居栄吉(前列左から二人目) 浜吉征子(後列中央) 渡辺恵美子(後列左から二人目) (会員は五十音順) |
作成 |
平成17年5月 |
編集 |
ふるさと探訪会 |
代表 |
鳥居栄吉 |
※「碑を訪ねて」は南区の郷土史の資料の充実を通じてふるさと意識の向上を図ることを目的に掲載しているものであるため、寺社等、札幌市が管理していないものも掲載しています。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.