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更新日:2023年2月17日

活動事例のご紹介 らでぃっしゅぼーや株式会社

「子ども目線」で安全に暮らせる毎日をサポート

写真:らでぃっしゅぼーや社屋写真:地域安全サポーターズステッカーを貼った社用車と社員

企業データ

住所:札幌市中央区北6条西23丁目2-10
電話:011-614-1414
URL:http://www.radishbo-ya.co.jp/
業務内容:食品・日用品の戸別宅配サービス業
札幌市地域安全サポーターズの活動エリア:札幌市内全域
札幌市地域安全サポーターズの活動内容:配達ルートを活かした地域見回り、子どもの駆け込み(子ども110番)の実施

会社説明

朝8時30分。真っ赤なカブ模様のかわいらしいトラックが、いっせいに配達先へ出発していきます。らでぃっしゅぼーや(株)は、有機低農薬で栽培された野菜を始め、無添加食品やリサイクル製品など、安全・安心な製品をお届けする事業を行っています。
お客様は、主に札幌市内が中心。毎日14~15台のトラックが市内を巡り、早いときは朝7時から、遅くなると夜9時までかかることもあるのだとか。この朝早くから夜までの長い営業時間と、市内を定期的に走るトラックを活用し、本活動に取り組んでいます。

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「子ども目線」で地域を見守る

写真:子ども110番の店ステッカーを貼った会社入口

活動に取り組んだきっかけは、毎日目にする子どもたちでした。「すぐ前の道が近隣にある小学校の通学路なので、常日頃から子どもたちのことは気にかけていました。何かできることはないだろうかと考えていたとき、この活動を知り、ぴったりだと思いました。従業員も皆『ぜひやるべきだ』と賛同してくれたことも大きいですね」と、センター長の菅野正男さんは言います。
配送チームは、配送ルートを活かした見守りを実施しています。ステッカーは、子どもたちの目線に合わせてトラックの低い位置に貼りました。事務所では、子どもの駆け込み場所として「子ども110番」を実施。道路から入り口、さらに2階の事務所までの経路を、ステッカーや矢印で示しています。常に子どもの目線に立つことで、いつも見守っている見守られているという安心感を子どもたちに与えることができます。

防犯意識の明確化・統一化へ

この活動開始を機に、社内では市から配布されたマニュアルを基に研修を実施しました。もともと従業員の中に『子どもたちの安全を守る』という意識は漠然とあったそうですが、出来事に遭遇した場合の対応策を確認したことで、より具体的な形となり、従業員の意思統一にもつながった」と、菅野さんは考えています。
今後は、防犯以外に地域清掃やゴミ処理へも意欲的に取り組もうとしています。特にゴミに関しては、商品から出る野菜くずから乾燥堆肥を作り、契約農家に配布、その畑で育てた野菜を買い上げる、という循環型システムへの取組みを独自に行ってきました。これを発展させた地域循環型の事業を市と協同で行うことも、目標のひとつにあります。
「もともと市民団体から出発した企業として、地域に貢献することは私たちの使命であり、喜びです。表面的なものとして終わらせるのではなく、真の運動として、これからも新しいことへ積極的に取り組んでいきたいと思います」
 

担当者からのひとこと

らでぃっしゅぼーや株式会社
事業本部 営業部 北海道センター長
菅野正男さん

「自分たちが持っているリソース(資源)で地域貢献できるのは、実はすごいことだと思います。しかし、まだそのことに気づいていない企業がたくさんあるのではないでしょうか。この活動によって、普段当たり前にしていることが地域貢献につながると気づくはずです。また、それは地域のためだけでなく、自分たちの事業活動を改めて見直すことにもなります。なにより、いいことをしていると気持ちよく仕事ができますよ!」

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このページについてのお問い合わせ

札幌市市民文化局地域振興部区政課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎13階

電話番号:011-211-2252

ファクス番号:011-218-5156