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更新日:2012年5月26日

7.企業全体で高める防災力

様々な立場の企業の従業員のイラスト

災害への備えは、現実にできることを着実に行うことが大切です。当事者(経営者、正社員、アルバイトなど全ての関係者)がそれぞれの立場で話し合い、必要なことを確認し、共有しましょう。
また訓練などを通じて災害への備えについて検証を行い、定期的に見直しを行いながら、全員で防災力を高めていきましょう。

行動指針をつくる

地震発生時に適切に対応をするためには、ルールと責任の明確化が大切です。発生時間や場所ごとの行動、避難基準などを、それぞれの立場の行動指針としてまとめ周知しましょう。また、業務時間外の場合に参集しなくてはならない従業員を明確にしておきましょう。

社員の行動指針の例

勤務時 責任者の指示に従う
通勤、出張、外勤 出社・帰宅は自己判断し、職場へ連絡する
休日、在宅 職場へ連絡、出社の可否を伝える
職場の連絡先
緊急連絡先
連絡相手電話○○○○○○○○○○
連絡相手電話○○○○○○○○○○
安否確認 現在地、被害の有無、移動場所、家族の安否、自宅の被害

避難基準の例

避難するめやす
(例)
震度5弱以上の時、停電になった時、避難指示が出された時、建物が危険な時、火災が広がった時、など
一時集合場所は 敷地内の○○○○○に一時集合して点呼をとる
広域避難場所は○○○○○です

関心を高め人材を育てる

企業の人材育成の一環として、災害対策をとりあげ、災害時に起こる事柄を想像し、行動することのできる決断力を持った人材を育成しましょう。
自社の災害への備えの確認、過去の災害に学ぶセミナー、他社の対策事例の研究、災害対応のシミュレーション訓練などを行いましょう。

応急手当講習を活用

(財)札幌市防災協会では心肺蘇生法、AEDの使用法、止血法、搬送法などを学ぶ応急手当講習を行っています。10名以上の団体であれば出張講習が可能です。指導者養成講習も活用しましょう。

防災訓練をする

防災訓練は、継続して行うことが大切です。各自が役割を認識し、主体的に行動できるように訓練を行いましょう。なお、各消防署では訓練の指導をしています。必要に応じて相談しましょう。

主な訓練内容の例

消防訓練 □初期消火□119番通報□消火器、屋内消火栓の操作□放水
出火防止訓練 □電源遮断□ガス遮断□石油など危険物の漏えい防止
避難・誘導訓練 □従業員の避難・誘導□利用客などの避難・誘導
連絡訓練 □緊急連絡先への連絡□安否確認□緊急連絡網での連絡□放送設備での連絡
徒歩帰宅・参集訓練 □就業時間外の参集□徒歩による帰宅
地域などと共同訓練 □初期消火□炊き出し
救出・救助訓練 □けが人の救出□応急手当□搬送

【地震災害を体験し、学ぼう】

札幌市民防災センターの外観写真

札幌市民防災センターは、地震体験コーナーや消火体験コーナーなどを備えた施設です。各種災害の模擬体験を通じて、防火・防災に関する知識や災害時の行動を学ぶことができます。団体で見学するときは事前に申込をしてください。
・住所:札幌市白石区南郷通6丁目北
・電話:011-861-1211
・時間:9時30分?16時30分

PDCAサイクルで、見直しを行う

防災への備えや訓練について、定期的に内容を振り返り、必要に応じて見直しを行いましょう。Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)のPDCAサイクルで、防災力を高めましょう。


はじめに|1.札幌でも大地震が起こる・・・|2.企業で想定される大きな被害|3.防災協働社会を目指して|4.企業の安全を守る|5.地域の安全に貢献する|6.企業活動を継続する|7.企業全体で高める防災力|8.お役立ち参考資料

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