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*タカ目 |
分布 |
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリアに分布しています。 日本においては、九州以北では最も身近な猛禽類です。 |
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特徴 |
タカ科の中では比較的大型ですが、力はあまりありません。 樹上に営巣しますが、稀に断崖の地上に営巣することもあります。 開けた場所を好み、海岸や川原、都市部など、至るところでその姿を見ることができ、「ピーヒョロヒョロー」という鳴き声もよく知られています。 ほとんど羽ばたかずに尾羽で舵をとり、うまく上昇気流に乗って輪を描きながら上空へ舞い上がります。 このような飛び方を帆翔(はんしょう)といいます。 休息している時には、体を立てて垂直に近い姿勢でとまります。 翼も尾も長く、尾の先は翼先から少し出て、尾の先端は中央が凹んでいます。 これは日本のワシタカ類の中ではトビだけがもつ特徴です。 また、視力が非常に優れていると言われ、上空を飛翔しながら餌を探して見つけ次第、素早く急降下します。 ヨーロッパで生息する集団は渡る性質が強いことが多いですが、ほかはほとんどが留鳥です。 |
食性 |
腐肉食(スカベンジャー)で、哺乳類、鳥類、魚類、両生類、爬虫類と幅広く捕食するほか、死んだ動物を見つけて食べることも多いです。 人間の生活圏で暮らすトビは残飯等の廃棄物も食べる。 |
その他 |
CITES:付属書Ⅱ |
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