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ホーム > 西区のまちづくり > 西区の環境の取り組み > 西区SDGsフォトコンテスト > 未来に繋がる17の約束~西区SDGsフォトコンテスト2020~(結果発表)

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更新日:2023年3月27日

未来に繋がる17の約束~西区SDGsフォトコンテスト2020~(結果発表)

標記フォトコンテストにつきまして、応募のあった123作品について、一次審査を通過した120作品を対象として、写真及びメッセージを踏まえ各審査員が審査を実施し、グランプリ(1点)、特別賞(4点)、入選(7点)、さんかくやまベェ賞(18点)を選定いたしました。

受賞された方には、12月中に入賞の通知および副賞を発送させていただきます。

グランプリ

グランプリ(タイトル「野外ステージ」) 

(撮影地:JR発寒中央駅付近高架橋) 

タイトル:「野外ギャラリー」(JR発寒中央駅付近高架橋)(撮影者:内山 宏)

選択したSDGs

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選択したSDGsと作品に込めた思い

高校の美術部員が複数高合同で、JR高架下のスペースをギャラリーに見立てて大作を製作した。普段薄暗い場所に花を咲かせてくれ、廻りが明るくなった。通勤の人、通りがかりの人、周囲の人、皆をホンワカとした気持ちにさせ、発信した部員、受信した地域社会共にwin winの関係となり、後々まで残る課外活動として、また街づくりの一環として有意義なものです。

審査員からのコメント

山中 康裕(北海道大学大学院地球環境科学研究院教授)

2つの思いが重なった作品です。ひとつは、JR高架下のスペースを利用して、壁画アートを書いた高文連の高校美術部員のみなさんの思い。もう一つは、夕方の光を利用して、壁画に光を当てた応募者の思いです。高架下は立体交差させる都市機能から生まれた、ともすれば影の空間です。複数高校の美術部員のみなさんが、大きな作品を描き、そのイメージを変え、応募者が、JRの特急車両から、この場所が「JRを跨ぐ高架下なんだ」と一瞬で分かるような作品に仕上げました。SDGsの大切な思い「誰一人取り残さない」のように、高架下が、都市の快適さから取り残された場所にならないようにした場所にスポット当てた、グランプリに相応しい作品です。

井上 浩輝(写真家)

一見すると、人気のない寂しい場所の何気ない一枚のようなのですが、不思議とじっと見つめてしまう魅力がじわりじわりとにじみ出てくるのがこの作品でした。柱に描かれた女の子の先には素敵な世界を象徴するような虹が描かれ、その間に特急の顔。物語を感じる構図ですが、何より、この柱群に素晴らしい陽があたっているのです。柱の虹にあたる力強い陽と柱の女の子にあたるやわらかな陽に心を奪われました。もしかすると、この場所の柱には陽が高いときには陽が差さず、陽が傾いてきたときにだけ陽が差すのかもしれません。選択いただいているSDGsのゴールだけでなく、他のゴールも想像して見入ってしまう点もこの作品の素敵なところなのかもしれません。

審査員特別賞

審査員特別賞(タイトル「抹茶を立てる男衆」)

(撮影地:三角公園)

タイトル:「抹茶を立てる男衆」(撮影者:丸谷 和豊)

選択したSDGs

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選択したSDGsと作品に込めた思い

第6町内会内にある三角公園で夏、秋の2回、高齢者を対象とした「おしゃべりサロン」が開かれている。同町内会は結成されて今年でちょうど50年目。地域の除雪協力会として札幌市では初めての組織だそうで、その後、現在の名称に改め、住みよい地域を作るための様々な取り組みを行っている。「おしゃべりサロン」もその一つ。町内会活動をつないでくれた諸先輩に感謝し、引き続き健康でいてもらおうという狙い。高齢者は家に閉じこもりがち。戸建てに出てひととき、軽食を食べながら、おしゃべりを楽しんでもらう。毎年、テーマを変えて行っており、昨年は座ってできる体操と、野点(お茶をたてる)を行った。

審査員からのコメント

山中 康裕(北海道大学大学院地球環境科学研究院教授)

三角公園での「おしゃべりサロン」。参加者の楽しさが伝わってくる写真です。SDGsは地球・社会・地域・個人のウェルビーイングを目指しています。身体的健康はもちろんのことですが、心の豊かさこそがウェルビーイングを実現します。世代をつなぐ活動は、徐々に世代交代していく持続可能な地域のひとつの姿です。夏の木陰で、みなさんの楽しそうな声が聞こえてきそうです。互いに語り合いながらも、タイトルにある「男衆」のちょっとぎこちなさが伝わってくるのがこの写真の味だと思います。西区に残したい語らいの風景の一コマですね。SDGsらしい審査員特別賞に相応しい写真です。

審査員特別賞

審査員特別賞(タイトル「じょうずに飲めるかな?」)

(撮影地:山の手1条13丁目 ひだまり公園) 

 

 

 

タイトル:「じょうずに飲めるかな?」(撮影者:中 克尋)

選択したSDGs

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選択したSDGsと作品に込めた思い

市内の公園では、子どもたちの水を飲む姿が日常的に見られますが、改めて考えると、公園の蛇口から飲めるほどきれいな水が出てくるというのはすごいことではないでしょうか。
 自分たちがどれだけ恵まれた環境の中にいるのかということを、子どもたち知ってもらいたい、そういった思いを込めて応募いたします。

 審査員からのコメント

井上 浩輝(写真家)

この作品が目に飛び込んできたとき、この姉妹と同じような年頃の夏に公園を走りまわって汗だくになりながらこのような水飲み場でごくごくやっていた自身のことをひんやりとした美味しさとともに思い出しました。私たちにとってはあたりまえの水飲み場も、世界的に見れば羨望のまなざしをうけることなのかもしれません。この作品には、そのあたりまえの中にあるしあわせの尊さとこの都市環境への感謝がぎゅっと詰まっているように感じました。

西区環境まちづくり協議会賞

審査員特別賞(タイトル「陸も川も」)

(撮影地:琴似発寒川) 

タイトル:陸も川も(撮影者:山村 進一)

選択したSDGs

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選択したSDGsと作品に込めた思い

西区は、三角山や琴似発寒川など自然が豊かな街です。木々の緑が綺麗であることはもちろん、川の水質も良く、川の中まで綺麗に透き通って見えます。綺麗な川にはヤマメなどの生き物がたくさん生息しており、川の観察を楽しむ親子もいます。この豊かな自然環境を、未来の子供たちのために守っていくのが、今を生きる私たちの責任だと思います。

 審査員からのコメント

杉澤 洋輝(株式会社らむれす(三角山放送局) 代表取締役社長)

西区の特徴のひとつに豊かな自然環境があります。この作品は、生物観察をする親子でしょうか、二人を遠景に捉え、水面下の透き通った川底の風景との対比を美しく切り取っています。二分された画面には、上に人類やわれわれの暮らし、下に地球の営みが描かれ、持続可能な地球をどう運営していくか、SDGsの目標である「海の豊かさ」「陸の豊かさ」を次世代に伝えていくことの大切さを伝えています。西区環境まちづくり協議会の主活動である「環境教育」や、こどもたちの自然観察会を実施している観点からも西区環境まちづくり協議会賞にふさわしい作品であると感じました。

 

東 飛郎(リサイクルプラザ宮の沢(指定管理者 NPO法人 環境り・ふれんず) 統括)

山や木々の緑に囲まれた透明度の高い美しい水流など、作品からは西区の豊かな自然の様子が鮮明に伝わってきます。そしてその中には、川の観察を楽しむ人たちがいます。これは西区環境まちづくり協議会の活動の1つである「自然から環境保全を学ぶ」ことに通じていると思いました。また、地球のいたるところで人間が原因とされている環境問題が多く発生していることもあり、SDGsには環境保全に関係する目標が多く掲げられています。この写真を見られた方が、少しでも自然のことを知ってみたいと感じてくれれば嬉しいです。

 西区長賞

審査員特別賞(タイトル「ふれあい公園の朝」)

(撮影地:琴似発寒川河畔公園)

タイトル:ふれあい公園の朝(撮影者:平賀 典明)

 選択したSDGs

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 選択したSDGsと作品に込めた思い

「琴似発寒川」自然豊かな環境と個性のある多くの河畔公園に恵まれ、区民のふれあいと憩いの場となり、母なる川として親しまれ、美しい景観で朝の散歩道で心身が癒されています。この写真は朝のラジオ体操が終わり西の空に主虹と副虹が写り急いでカメラを取りに帰宅、ふれあいのかけ橋の場としてイメージし、夢中でシャッターをきる。

審査員からのコメント

粟崎 寿也(西区長)

西区のほぼ中央を流れる琴似発寒川。昭和初期までは、大雨で年に2~3回は氾濫し、橋が流されることもあった暴れ川だった。昭和20年代後半頃から、氾濫を防ぐため砂防ダムの建設や護岸工事などが行われ、現在の姿に。河畔の各所が公園として整備され、四季折々、多くの区民に親しまれるオアシスとなっている。発寒河畔公園は、春は桜や梅が咲き誇り、夏は水遊び、秋はサクラマスやサケの遡上を観察できるなど、都市の自然を満喫できる場となっている。作品は、発寒河畔公園で日常的に行われている、地域の朝のラジオ体操の直後に、参加した方々がまだ帰宅し終わらない、ふれあいの余韻が残るなか、美しくかかる二重の虹をみごとにカメラに収めている。先人の苦労が礎となる発寒河畔公園が、将来にわたって、人々の健康づくりやコミュニケーションの場であり続けてほしいとの願いを感じとれる写真である。

入選

 

タイトル「食がつなぐもの」 撮影者:山内 佳子
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食がつなぐもの

【選択したSDGsと写真に込めた思い】

札幌の都市部から近い所にあるのどかな里山風景が広がる,小別沢地区。それぞれに趣向を凝らした野菜直売所が数軒あり,その中の一軒で写真を撮らせていただきました。
食を通じて身近な里山の魅力を発信し、住み続けられる地域づくりに繋げているという事を感じました。 

(撮影地:西区小別沢) 

 

タイトル「春色の風景」 撮影者:佐竹 輝昭
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 春色の風景  

【選択したSDGsと写真に込めた思い】

残雪の山並みの雪解け水が川となり、新しい動植物の生命が生まれる。自然災害に直面した時、毎年繰り返される大きな被害。四季折々の風景の中に住み続けられるまちづくりを…と思う。

(撮影地:発寒河畔公園)

 

 

タイトル「Lifeline〜生命線〜」 撮影者:豊田 奈々恵
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Lifeline〜生命線〜

【選択したSDGsと写真に込めた思い】

2018年10月9日に発生した胆振東部地震。日本初のブラックアウトにより、街の機能の多くが停止し、私たちの生活にどれだけ電気が欠かせないかを思い知らされました。世界を見渡すと電気のない生活をしている方々も大勢いる中で、日頃、私たちは当たり前のように電気を使うことができます。この恵まれた環境に感謝するとともに、今一度エネルギーの大切さについて考えていきたいと思います。

(撮影地:西区発寒16条13丁目付近)

 

 

 

タイトル「WAWAWAワイン」  撮影者:M.F.
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WAWAWAワイン

【選択したSDGsと写真に込めた思い】

Osteria TONOで出会った自然派ワイン「WAWAWA2019(和・輪・環2019)」。有機葡萄と自然酵母の酒は、造り手・売り手・飲み手を繋ぎ確かな未来へ誘う。ボトルには17本のSDGs目標を象徴する輪ゴム。これらは捨てられることなく再利用される。そのカラフルな瓶からこぼれ出す華やかな薫りは、人々を明るくするだけでなく、この社会に生きる私達の役割を感じさせてくれた。

(撮影地:西区琴似1条1丁目)

 

タイトル「三角山山頂から見た雪化粧の札幌市」 撮影者:青木 由直
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三角山山頂から見た雪化粧の札幌市

【選択したSDGsと写真に込めた思い】

西区の三角山は標高311 mの低山で気軽に登れる市民に人気の山である。山頂から大都会札幌が見下ろせる。西から北の方角に西区、手稲区、小樽市さらに石狩湾まで見渡せる。
西区の我が家はどのあたりか探してみる。雪に覆われた大都会の美しい雪景色が気候変動で変わる事がなく、積雪寒冷の地で発展してきた大都会がこの姿を保っていければと思う。

(撮影地:三角山)

 

タイトル「雪だるまファミリー」 撮影者:湯村 晃尚美
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雪だるまファミリー

【選択したSDGsと写真に込めた思い】

自然豊かな発寒川には、四季折々の美しい景色があります。川沿いにはサイクリングロードや健康遊具が設置されており、子供からお年寄りまで、すべての西区民に親しまれている場所です。写真では、雪だるま家族が冬の発寒川を訪れ、笑顔で遊んでいるように見立てました。また、橋の上にはソーラーパネルが設置されており、太陽光を活用したクリーンエネルギーづくりにも取り組んでいる発寒川は、次世代へと残していきたい自然です。

(撮影地:琴似発寒川)

 

タイトル「水流に育まれて」 撮影者:中村 寛治
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水流に育まれて

【選択したSDGsと写真に込めた思い】

北海道開墾当時の困難な状況から、平和を願って付けられた地名に由来する滝。豊富な水量と豊かな緑を将来に渡って、未来の住人に継承していくために我々は何が出来るか。1人1人の小さな努力によって支えられることを意識していかなくてはなりません。
(撮影地:平和の滝)

 

 さんかくやまベェ賞

惜しくも入選は逃したものの、上位に入賞した作品については、さんかくやまベェ賞として写真・メッセージを掲載させていただいております。

さんかくやまベェ賞を受賞された方につきましても、さんかくやまベェグッズ・カレンダーを発送させていただきます(12月中旬頃予定)。

さんかくやまベェ賞受賞作品(PDF:1,142KB)

 さんかくやまベェ賞

 

 

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