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更新日:2023年5月23日

report06-札幌日信電子株式会社

節目ごとに感謝を込めて、あらゆるシーンで貢献を

2020活動レポート6(札幌日信電子)

お揃いのジャンパーを着て社屋前の歩道を清掃

 

市営地下鉄の自動出改札システムや鉄道信号保安装置など、地下鉄関連機器の保守メンテナンスを担う企業として1970年に設立された札幌日信電子。安全かつ正確性を維持し、札幌の交通インフラを支えるなかで、自然発生的に地域貢献への取組がスタートしました。

 

近隣の清掃や花壇の花植えなどまざまな活動を通じて地域に広く貢献

2020活動レポート6-1(担当者)

総務企画課係長藤さん

札幌日信電子が地域貢献活動として最初に取り組んだのは、社屋周辺の清掃活動でした。2006年に社内で事業改善案を募った際、社員の発案でスタートしたのが始まりです。「地域の発展に貢献するのは、我々のように札幌市の交通インフラを支える企業としては当然の務めです。CSR活動への取組が社会的に注目されはじめたこともあって、我々の意識も変わっていきました」(伊藤さん)。

清掃活動を皮切りに2010年の創立40周年には、豊平区アダプト制度※1の覚書を交わし、活動の幅を広げています。「40周年記念事業として、清掃活動を社屋周辺からエリアを拡大したのをはじめ、とよひらまちづくりパートナー※2にも登録しました。月寒東4条第一町内会の方から、若い人の力が足りないので参加してほしいと声をかけていただき、一緒に花壇の花植えをお手伝いしました。春先には新1年生が安全に通学できるように、通学路の清掃ボランティアも行いましたし、河川の清掃にも積極的に取り組んでいます。清掃活動は事務所を構える大通周辺でも行っています」

※1アダプト・プログラム

道路清掃などの環境美化活動を希望する企業・団体と区役所が覚書を交わして、協働で地域のまちづくりに取り組む制度。札幌市では、中央・北・東・白石・豊平・清田・西区で実施。登録要件や手続き方法は区により異なるため各区のホームページを参照。

【お問い合わせ】アダプト・プログラムを実施している区の地域振興課まで。

中央区道路環境美化活動

(アダプト・プログラム)

北区アダプト・プログラム

東区まち美化プログラム

白石区まち美化プログラム

(道路清掃活動)

豊平区アダプト制度

清田区アダプト・プログラム

西区アダプト・プログラム

※2とよひらまちづくりパートナー

地域のまちづくり活動への参加・協力の意欲を持った企業などに、「地域のためにできること」を登録してもらい、

「地域のパートナー」として、町内会をはじめとする地域団体の皆さんといっしょにまちづくり活動に取り組んでもらうことを通じ、多様な担い手によるまちづくりを推進することをめざす取組。

【札幌市ホームページ】https://www.city.sapporo.jp/toyohira/machi/partner/index.html

実物の信号機を前にして目を輝かせる子どもたちの姿を見るのは嬉しいですね

2020活動レポート6-2(交通信号機の修理体験)

子どもたちを迎えて行う交通信号機の修理体験

子どもたちの職業体験を受け入れる「ミニさっぽろ」にも継続して参加。交通信号機の配線修理や電球交換を体験できるイベントは、子どもたちにも大人気。「なかには博士のように詳しい子もいて、驚かされます。ミニさっぽろのイベントは3~4年生の児童が参加するのですが、楽しみにしている子も多くて、迎える側としても嬉しいですね」(伊藤さん)

 

100年企業をめざして、「札幌の日常」を守り続ける

2020活動レポート6-3(ベンチ)

バスを待つ人を思いやる気持ちが伝わるベンチ

地域安全サポーターや子ども110番、交通安全啓発活動への参加、AEDを設置し社員全員で普通救命講習を受講するなど、地道に地域の安全を守るための活動を続けてきた札幌日信電子は、2020年に創立50周年を迎えました。「大きな節目の年ですし100年企業をめざして、豊平区のリンゴ並木に『きたろう』という新しい品種の木を記念に植樹しました。同じく50周年に合わせて社屋前に置いてあるベンチも木製のものに替えました」(伊藤さん)。このベンチはバスの停留所が同社前に移ったのを機に、バスを待つ人のために『温もりのある憩いの場をつくりたい』という思いから無償で提供したもの。「年配の方が疲れちゃったから休ませてねとエントランスの階段に腰かけたり、バスを待つ人が夏の日差しを避けたりしているのを見て、これは何とかしなければと置いたものです。振り返って考えてみると、これが我が社におけるCSR活動の原点ですね」

 

創立50周年を迎え、CSRの取組もより一層深まる

2020活動レポート6-4(集合写真)

社屋前のベンチにて

コロナ禍により50周年記念行事が中止や延期を余儀なくされるなか、同社は「新型コロナウイルス札幌ささえあい基金」※3に寄付をしています。「社内で募金を集めたところ、予想を大きく上回る金額になりまして…」と伊藤さん。ほかにも、50周年記念の関連グッズを札幌市立大学の学生とコラボレーションして制作するなど、新しい社会貢献の在り方を模索。同社のまちづくり活動はさらに広がっています。

※3新型コロナウイルス札幌ささえあい基金

新型コロナウイルス感染症の影響による、札幌市のさまざまな課題に対する取組を支援するために創設された基金。

【お問い合わせ】札幌市市民文化局市民自治推進室市民活動促進担当課

【札幌市ホームページ】https://www.city.sapporo.jp/somu/kifu/corona.html

オリンピックをきっかけに地下鉄が開通し、そのメンテナンスをするために誕生した札幌日信電子。「札幌市民のみなさんに地下鉄を利用していただくことで、当社の事業も着実に成長してまいりました。私たちの仕事の先には常に市民のみなさんがいます。地下鉄の安全運行を通じてみなさんの日常を守り続けることはもちろん、感謝の気持ちを少しでもお返しするために、これからもよりよいまちづくり活動に取り組みます

 

 

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認定・登録企業一覧

 

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ファクス番号:011-218-5109