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更新日:2018年5月16日

燃料電池自動車(FCV)普及促進に向けた取組

札幌市では、将来的な水素社会の形成に向けて、水素エネルギーに対する市民等の理解促進を図るとともに、燃料電池自動車(FCV※)の普及、FCVの燃料となる水素を供給する水素ステーションの早期導入を促進することで、道内の水素需要を札幌から創出し、拡大するための取組を進めています。

FCVは、水素と酸素の化学反応を利用する燃料電池によって発電した電気モーターを回して走行する自動車で、走行時には水しか排出しません。燃料となる水素は、再生可能エネルギーで発電した電気を活用して製造できることから、製造から利用までCO2フリーの「究極のエコカー」として期待されています。

※ FCV = Fuel Cell Vehicle

 

燃料電池自動車(FCV)普及に向けた取組

FCV展示、試乗等のイベント情報

これから実施予定のイベント、過去に実施済みのイベントについては、「燃料電池自動車(FCV)普及啓発イベント情報」のページをご覧下さい。

FCVの購入補助

平成30年度から、札幌市次世代自動車購入等補助制度の補助対象車種に燃料電池自動車を追加しました。

FCVの公用車への率先導入

実用可能な技術として、FCVや水素エネルギーに対する市民の皆さんの理解を広げるため、平成30年3月に公用車としてFCV2台を導入しました。

 

より多くの市民の方に注目していただくために、札幌市立大学の学生がデザインしたラッピングを施しています。

今後は、公用車として市内各所を走行するほか、市内の各種イベントでの展示等を行うことにより、より多くの市民の皆さんにFCVや水素エネルギーについて、知って、考えていただく機会をつくっていきます。

 

FCV(山本)

デザイン作成者:札幌市立大学デザイン学部空間デザインコース4年 山本麗さん

作者コメント:水素のイメージを形にし、「泡」と水に関するデザインにしました。シンプルな形を何個も重ね合わせて動きを出しました。

 

FCV(神守)

デザイン作成者:札幌市立大学デザイン研究科空間デザイン分野修士2年 神守優二さん

作者コメント:「殻を破り、生み出された次世代の車」をイメージしており、静音性能に対しバリバリと音のなるような様子を視覚的に意識させるデザインにしました。水素発電を表す化学式を配置し、排出されるのは水のみということを意識させています。大きな矢印によってスムーズに前進する様子、ミライという次世代の燃料電池自動車と共に札幌の街が未来に向かって行く様を表しています。

水素ステーションの整備

燃料電池自動車(FCV)の普及促進を図り、温室効果ガスの排出削減と本市の大気環境の保全に資することを目的として、札幌市水素供給設備整備事業費補助制度を創設し、本制度の活用により、平成30年3月に市内1カ所目となる移動式水素ステーションが豊平区に設置されました。(開所式の様子

札幌市燃料電池自動車普及促進計画の策定

道内におけるFCVの普及を先導的に進めるため、平成28年5月に「札幌市燃料電池自動車普及促進計画策定委員会」を設置し、学識経験者や水素エネルギーの利活用に関係する企業、団体及び行政機関から幅広く意見を求め、平成29年3月に「札幌市燃料電池自動車普及促進計画」を策定いたしました。

 

水素と燃料電池自動車(FCV)、水素ステーション

水素とは?

  • 最も軽くて、拡散しやすい気体です。
  • 密閉空間で一定の濃度になるなど、限定的な条件でなければ、着火することはありません。
  • ガソリンや都市ガス、LPガスと同様に、正しく管理すれば安全なエネルギーです。
  • 燃焼すると水になり、地球温暖化に影響する二酸化炭素が排出されません。
  • 化石燃料(石油や石炭)に代わるエネルギー源として期待されています。

燃料電池自動車(FCV)とは?

  • 水素と酸素の化学反応によって発電した電気でモーターを回して走る自動車です。
  • ガソリン車と比べ、走行時の騒音、振動が少なく、快適な走行ができます。
  • 1回の燃料供給で、ガソリン車並みの長距離走行ができます。

fcvの仕組み

水素ステーションとは?

  • 水素をFCVに供給するための充填機、水素を蓄えておくタンク、水素の圧力を高める圧縮機などから構成されており、様々な安全対策が施されています。
  • 道外では、4大都市圏を中心に整備が進んでいます。
  • 道内では、室蘭市に移動式水素ステーションが1箇所設置されています。(平成28年3月)
  • 市内では、平成30年3月、豊平区に市内初の移動式水素ステーションが設置され、営業を開始しています。(開所式の様子

【定置式水素ステーション(岩谷産業株式会社提供)】

固定式水素ST

【移動式水素ステーション(エア・ウォーター移動式水素ステーション札幌)】

移動式水素ステーション札幌

燃料電池自動車(FCV)普及の意義

温暖化対策としての水素

水素は、利用段階ではCO2を排出しないことから、製造段階でのCO2排出量を減らすことができれば、温暖化対策に有用なエネルギーです。水素の製造方法によってCO2排出量は異なりますが、再生エネルギーを利用して製造した場合、ガソリン車と比べてCO2排出量を大きく削減することができます。

ガソリン車と燃料電池自動車のCO2排出量比較

再生可能エネルギー出力変動対応としての水素

太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーは、日射量や風力等の気象条件によって発電量が増減(出力が変動)します。

再生可能エネルギーの更なる普及を図るためには、気象条件が良い時に蓄えた余剰電力で、気象条件が悪い時の発電量を補うなど、出力変動を制御する技術が必要不可欠です。

余剰電力を用いた水素の製造、貯蔵を進めることは、FCV等への利用と同時に、出力変動を吸収する手段としても有望であり、再生可能エネルギーの更なる普及に寄与することができます。

災害時等の非常時対応

FCVは燃料となる水素と酸素との化学反応により発電して走行する自動車です。そのため、災害時等、電力網が使えなくなった場合、FCVを非常用電源として活用すると、一般家庭の約9日分の電気を供給することができます。

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