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更新日:2017年4月7日

燃料電池自動車(FCV)普及促進に向けた取組

北海道内のエネルギー大消費地である札幌市では、次世代エネルギーとして期待される「水素エネルギー」社会の実現に向けて、率先して水素需要を創出し、増大させるため、燃料電池自動車(FCV)の普及に向けた取組を先導的に進めます。

FCVは、水素を燃料として発電した電気で走行する自動車で、走行時には水しか排出しないものです。また、燃料となる水素は、再生可能エネルギーからの電力を活用して製造可能であることから、製造から利用までCO2フリーの「究極のエコカー」とも期待されております。

※ FCV = Fuel Cell Vehicle

 

水素と燃料電池自動車(FCV)

水素とは?

  • 最も軽くて、拡散しやすい気体です。
  • 密閉空間で一定の濃度になるなどの、限定的な条件でなければ、着火することはありません。
  • ガソリンや都市ガス、LPガスと同様に、正しく管理すれば安全なエネルギーです。
  • 燃焼すると水になり、地球温暖化に影響する二酸化炭素が排出されません。
  • 化石燃料(石油や石炭)に代わるエネルギー源として期待されています。

燃料電池自動車(FCV)とは?

  • 水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーを使って、モーターを回して走る自動車です。
  • ガソリン車と比べ、走行時の騒音、振動が少なく、快適な走行ができます。
  • 1回の燃料供給で、ガソリン車並みの長距離走行ができます。

fcvの仕組み

水素ステーションとは?

  • 水素をFCVに供給するための充填機、水素を蓄えておくタンク、水素の圧力を高める圧縮機などから構成されており、様々な安全対策が施されています。
  • 道外では4大都市圏を中心に整備が進んでいますが、現状、札幌市内にはまだ1箇所も設置されていません。(平成28年8月時点)
  • 道内では、室蘭市に移動式水素ステーションが1箇所設置されました。(平成28年3月)

 

【定置式水素ステーション(岩谷産業株式会社提供)】

固定式水素ST

【移動式水素ステーション(岩谷産業株式会社提供)】

移動式水素ST

燃料電池自動車(FCV)普及の意義

温暖化対策としての水素

水素は、利用段階ではCO2を排出しないことから、製造段階でのCO2排出量を減らすことができれば、温暖化対策に有用なエネルギーです。水素の製造方法によってCO2排出量は異なりますが、再生エネルギーを利用して製造した場合、ガソリン車と比べて大きく削減することができます。

ガソリン車と燃料電池自動車のCO2排出量比較

再生可能エネルギー出力変動対応としての水素

太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーは、気象条件が良いときには余剰電力を蓄え、気象条件が悪いときには発電量を補うことができるよう、出力変動を制御する技術が必要不可欠です。

余剰電力を用いた水素の製造、貯蔵を進めることは、FCVへの利用と同時に、これらの変動を吸収する手段としても有望であり、さらなる再生可能エネルギーの普及に寄与することができます。

災害時等の非常時対応

FCVは燃料となる水素と酸素との化学反応により発電して走行する自動車です。そのため、その発電した電力を活用して、災害時等、電力網が活用できなくなった場合の非常用電源としての活用も可能です(給電能力は、一般家庭の約9日分)。

燃料電池自動車(FCV)普及に向けた取組

札幌市燃料電池自動車普及促進計画の策定

道内におけるFCVの普及を先導的に進めるため、平成28年5月に「札幌市燃料電池自動車普及促進計画策定委員会」を設置し、学識経験者や水素エネルギーの利活用に関係する企業、団体及び行政機関から幅広く意見を求め、平成29年3月に「札幌市燃料電池自動車普及促進計画」を策定いたしました。

水素ステーション整備費用の補助

 燃料電池自動車(FCV)の普及促進を図り、温室効果ガスの排出削減と本市の大気環境の保全に資することを目的として、札幌市水素供給設備整備事業費補助制度を創設しました。

燃料電池自動車(FCV)の展示会、試乗会

FCVの認知度や理解度向上のため、FCVの展示会や試乗会による普及啓発を行ってきました。

環境広場さっぽろ2014

  • FCVコンセプトカー(ホンダ)の展示、FCXクラリティの試乗会を開催
  • ソーラー水素ステーション(実証実験)やFCVに関するパネル展示

コンセプトカー展示ブース2014 FCXクラリティ2014

環境広場さっぽろ2015

  • FCXクラリティ、FCV コンセプトカーの展示(ホンダ)
  • FCV MIRAIの試乗会(トヨタ)

FCXクラリティの展示2015 FCV試乗会2015

環境広場さっぽろ2016

  • FCV MIRAIの試乗会(トヨタ)

環境広場さっぽろ2016FCV試乗会 fcv2016_2

世界冬の都市市長会議

  • 積雪寒冷地の北方都市で構成される会議で、札幌市が事務局を務めています。
  • 平成28年度は、札幌市で開催され、FCVの試乗・展示会を開催し、世界の方々へのPRを行えました。

世界冬の都市市長会議fcv 世界冬の都市市長会議fcv_2

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