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更新日:2011年2月26日

札幌市円山動物園基本構想

これからの動物園の役割 ~世界における動物園の潮流~

 社団法人日本動物園水族館協会によりますと、動物園の役割には(1)レクリエーション、(2)環境教育、(3)種の保存、(4)調査研究の4つの機能があげられています。
 かつては、動物園といえば、世界各地の動物や珍しい動物を収集し、展示することが中心で主にレクリエーション機能が求められてきました。しかしながら、環境の世紀といわれる21世紀を迎え、環境教育、種の保存、調査研究の役割を果たすことが望まれ世界的にも動物園自体の役割や使命が変わってきています。
 これからの動物園は、地球上の生物の多様性が失われつつある今こそ、より環境面に重点を置いた取組みが求められています。
 円山動物園では、これからの動物園が目指す方向性を定めた「札幌市円山動物園基本構想」(PDFファイル、311KB)を平成19年3月22日に策定しました。

円山動物園の役割 ~「環境文化都市」「世界に誇れる環境都市」を目指す札幌市の動物園として~

 札幌市では、「環境文化都市」「世界に誇れる環境都市」を目指し、以下の役割を果たしていくこととします。

(1)「循環型都市」実現に向けた役割 ~札幌市の環境教育の拠点~
・絶滅の危機に瀕する動物たちの生息域における環境問題を伝える役割
・微生物から大型動物までの食物連鎖を通じた命の循環(生態系)の大切さを伝える役割
・円山動物園内における自然エネルギー活用や資源の循環を伝える役割
(2)「共生型都市」実現に向けた役割 ~北海道の生物多様性確保の基地~
・都市と自然の境界に位置し自然環境の保全・啓発を担う役割
・高度な飼育技術を活かして希少動物の繁殖を担う役割
・北海道に生息する野生生物の繁殖と野生復帰を担う役割

(3)もうひとつの役割 ~多様なメッセージを発信するメディア(媒体装置)~
・動物を通して「いのちの大切さ」や「親子の愛」「地元の自然環境を思う気持ち」を伝える役割
・イベントを通じて「さっぽろ観光」「地産地消」「芸術文化」「子育て支援」などの発信を担う役割

基本理念 ~人と動物と環境の絆をつくる動物園~

 

画像:人

人も動物も命でつながっている

画像:動物

温暖化で絶滅の恐れがある動物たち

画像:環境

地元で見かけなくなった蝶たち

 円山動物園の基本理念を「人と動物と環境の絆をつくる動物園」とします。
 動物園の役割が単なるレジャーの場から自然環境教育施設へと軸足を移し、種の保存や動物の調査研究の機能が重視されるべき社会情勢にあります。
 このことは円山動物園にとっても同様ですが、基本理念を考えるにあたり、他の動物園との違いを明確に際立たせ、札幌市における環境行政のなかで動物が持つ環境へのメッセージを訴える円山動物園の機能にも着目し、「いのちの大切さ」や「動物への愛」「親子の愛」「地球(環境)への愛」といった普遍的な価値をも体現し、市民に愛され、誇りにされる円山動物園を目指して規定するものです。


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このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428