豊平区防災リーダー研修会

実践で役立つ知識や技術を学ぼう！
～豊平区防災リーダー研修会～

 

11月19日（日曜日）午前10時から、月寒公民館（豊平区月寒中央通7丁目）で、豊平区防災リーダー研修会が行われ、地域住民や札幌市豊平消防団、公益財団法人札幌市防災協会の関係者など96人が参加した。

これは、地域の自主防災活動において中心的な役割を担う方などを対象に、防災に関する知識や技術の向上を目的に豊平区が主催したもの。AEDや折り畳み式担架、消火器の使用方法などの5つのプログラムで構成され、いざという時に行動できるよう、参加者が実際に体験する内容となっている。

この日、AEDの使用方法を学ぶコーナーでは、消防団員の説明の後、訓練用のAEDを使用して人命救助の手順を学んだ。「子どもの場合はどうしたらよいか」「どのくらいの時間、胸骨圧迫を続けたらよいか」などの質問が次々と上がり、消防団員からはそれぞれ的確なアドバイスがあり、参加者は理解を深めていた。

また、ロープの強固な結び方や負傷者の手当に使用できる三角巾の使い方、消火器の使い方、災害時に特に配慮が必要な方への避難支援についても学び、これらプログラムの合間には防災グッズの展示コーナーで普段からの備えについても学び、盛りだくさんの内容となった。

参加者からは「実践形式で、とても勉強になりました。参加してよかったです」との声が聞かれた。