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<火災時の対応方法>
<その他>
火災を発見したときは、大きな声で火災であることを周囲に知らせ、一刻も早く119番通報をしましょう。
119番通報の詳細は、「正しい119番通報のかけかた」のページをご覧ください。
炎の高さが天井に達する前で、自分の身長よりも炎が低く、煙も薄く、近くに消火器がある場合は、積極的に消火をしましょう。
万が一、火災が発生した場合に備えて、消火器の使い方を覚えましょう。
(1)安全栓を引き抜く |
(2)ホースをはずし火元に向ける (なるべく火元に近づいて) |
(3)レバーを強く握る (火元を確かめて噴射) |
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煙は、天井などに一時的にたまり、そこから徐々に下に降りてきます。
煙の進む速さは、上昇するとき(縦方向)で毎秒3~5メートル(かけ足の速さ)、横方向への広がりは毎秒0.5~1メートル(歩く早さ)です。
煙には、有毒ガス(一酸化炭素等)が含まれています。そのため、煙を吸うと体が動かなくなったり、死につながることがあります。
煙は上のほうからたまってくるので、姿勢を低くしてタオルやハンカチを口にあて、なければ衣服の一部を口にあて、浅く呼吸をするなど、できるだけ煙を吸わないようにしましょう。
玄関、裏口、窓、ベランダなどの出口の中から、一番安全で避難しやすい出口を選びましょう。
また、誘導灯(※)がある場合には、誘導灯の方向に逃げましょう。
※誘導灯の一例
避難口誘導灯(緑色の地) |
通路誘導灯(白色の地) |
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避難する際、廊下や階段では押し合うと、転んだり、倒れたりして負傷し、避難が遅れてしまいます。
走らない(駆けない)で、落ち着いて避難しましょう。
煙を吸わないために、喋らずに避難しましょう。
大事なものを忘れたからといって、いったん避難したら絶対に中へ戻ってはいけません。
寝ている際に出火した場合には、持ち物や服装にこだわらず早く避難しましょう。
また、エレベーターは、閉じ込められる可能性がありますので、避難する場合には使わないようにしましょう。
避難する方法・方向は、日頃から2つ以上確保しておき、安全に避難できるようにしておきましょう。
また、避難はしご等の避難器具がある場合には、その位置を確認するほか、避難経路となる出入口付近には、物を置かないようにしましょう。
※マンション等でベランダに仕切板がある場合、壊して隣のベランダに逃げることができますので、併せて確認しましょう。
市民防災センター(白石区南郷通6丁目北 白石消防署併設)では、消火器を使った消火体験のほか、煙の充満した建物の中からの避難体験を行うことができます。
各体験コーナーの詳細は、「市民防災センター」のページをご覧ください。
善意により初期消火活動に協力した市民が使用した消火器について、無償で消火薬剤詰め替え等の補助(以下「補助」という。)を行うものです。
札幌市内で発生した火災(119番通報等により消防機関が知り得た火災とします。)において、市民が初期消火に使用した消火器となります。
ただし、以下の場合には対象となりませんので、注意してください。
(1) 応急消火の義務がある人(※)が消火器を使用した場合
(2) 火災が発生した防火対象物に消防法令の規定により義務設置となる消火器を使用して消火した場合
(3) 火災が発生した防火対象物に任意で設置された消火器を使用して消火した場合
※消防法第25条第1項に規定される消防隊が到着するまでの間、消火若しくは延焼の防止又は人命の救助を行わなければならない者で、1.火災を発生させた者、2.火災の発生に直接関係がある者、3.火災が発生した消防対象物の居住者又は勤務者のことで、「応急消火義務者」と言います。
対象となる消火器への消火薬剤の詰め替え又は同等品との交換とします。
補助の対象や申請など、詳細については、札幌市消防局予防部予防課又は管轄の消防署にお問い合わせください。
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