ここから本文です。

更新日:2016年3月18日

ヒグマの生態・行動習性

野生動物やヒグマと正しく付き合っていくためには、まず“相手を良く知る”事が大切です。
誤解も多く、わかっているようでわかっていないヒグマの事を知りましょう。

ヒグマの分布

世界と日本のヒグマの分布

ヒグマは、世界では北半球に広く分布し、さまざまな自然環境に生息しています。日本では北海道にのみ生息しており、国内では最も大きな陸上動物です。
また、石狩西部のヒグマ個体群は環境省レッドリストで「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定されています。

 

環境省レッドリストとは?

野生生物の保全のためには、絶滅のおそれのある種を的確に把握し、一般への理解を広める必要があることから、環境省ではリストを作成し公表している。このリストのことを『レッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)』という。

 

ページの先頭へ戻る

体の大きさ

体長

  • オス: 約2.0m
  • メス: 約1.5m

 

体重

  • オス: 約150~400kg
  • メス: 約100~200kg
※産まれてすぐは400gくらい

 

ヒグマの体長

ページの先頭へ戻る

ライフサイクル(ヒグマの一生)

  • 1~2歳まで母親と一緒に行動します。
  • 4~5歳になると繁殖が可能になります。
  • 3~5月:冬眠あけ
  • 5~7月:繁殖期
  • 8~9月:山の中の餌が少なくなるので、農業被害が発生しやすくなる。
  • 10~11月:食いだめ
  • 12~3月:冬眠・出産

 

ヒグマの一年

ページの先頭へ戻る

食性(ヒグマの食べもの)

ヒグマは雑食性です。大きな体を維持するために、春から秋にかけて、その時に最も手に入りやすい食べ物を大量に食べます。

春の食べもの冬眠明けで、ザゼンソウ、フキやセリ科などの植物を食べます。
夏の食べもの引き続きセリ科などの植物を食べますが、アリやザリガニなども食べます。野生のサクラの実やヤマグワなども食べます。

秋の食べものクルミやドングリを中心に食べて冬眠へ向けた栄養の貯蓄をします。場所によっては鮭を食べます。
冬の食べもの冬眠をし、完全な絶食状態になります。

 

最近の食べもの事情:エゾシカ

最近は増加したエゾシカも食べるようになりましたが、積極的に襲って食べる例はめったにありません。産まれたばかりのシカの子や、狩猟や駆除による死体などを食べることが多いようです。

 

ページの先頭へ戻る

行動圏(ヒグマの行動範囲)

年間の行動範囲は、オスは数百km2、メスは数十km2です。新たな場所へ出没します。メスはオスに比べて行動範囲が狭く、メスの出没した場合は、その周辺(数十km2内)で、一年中生息していることになります。

ページの先頭へ戻る

行動習性

  • 夜間のほか、日中も行動する。
  • 人を避けて、藪などに隠れて行動することが多い。
  • 逃げるものを追いかける。時速50kmくらいで走ることができる。
  • 視力よりも嗅覚がすぐれている。
    例: ヒグマが二本足で立っているときは、周囲の匂いや音を感じて、まわりの状況を確認しようとしている行動といわれている。
  • 学習能力が高い。
    例: 味を覚えると、その食べものに執着します。トウキビや果樹、人の出す生ゴミなどの味を覚えると、繰り返し出没します。
  • 土をかけて占有する。シカなど一度に食べきれない餌は、土をかけて自分のものとして占有する。

 

ページの先頭へ戻る

このページについてのお問い合わせ

札幌市環境局環境都市推進部環境管理担当課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎12階

電話番号:011-211-2879

ファクス番号:011-218-5108