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2025年第40週(9月29日~10月5日)のデータを掲載しました。
厚生労働省等の感染症発生動向調査の公表日程等を踏まえ毎週金曜日午後に更新しています。速報値のため後日訂正される場合があります。
報告週対応表←国立健康危機管理研究機構のページをご参照願います。
●全数把握対象の感染症 (週報告) 次の報告がありました。(件)
【2類感染症】結核3
【3類感染症】腸管出血性大腸菌感染症4
【4類感染症】E型肝炎1
【5類感染症】劇症型溶血性レンサ球菌感染症1、後天性免疫不全症候群1、侵襲性肺炎球菌感染症1、梅毒5、百日咳20
梅毒は2023年は過去最多となる469件の報告があり、2024年は349件、2025年は現在255件です。検査について
百日咳は2024年は203件の報告があり、2025年は現在695件となっています。百日咳について
報告一覧はこちらから 全数把握対象感染症のページへ
●定点把握対象の感染症(週報告)
インフルエンザ、及び定点当たり患者報告数が2以上★ ,注意報★★,警報レベル★★★の疾患 注意報・警報レベル
疾患名 |
38週 | 39週 | 40週 |
警報等レベルの基準値 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | 0.19 | 0.41 | 1.47 | 警報開始30、警報終息10、注意報10 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎★ |
2.45 | 2.09 | 3.42 |
警報開始8、警報終息4、注意報— |
感染性胃腸炎★ |
2.81 | 2.13 | 2.68 |
警報開始20、警報終息12、注意報— |
手足口病★ | 3.06 | 1.81 | 3.06 | 警報開始5、警報終息2、注意報— |
新型コロナウイルス感染症★ |
3.6 | 3.45 | 3.60 |
— |
疾患毎の報告数・グラフ
定点区分 | 疾患名 | 備考 |
---|---|---|
急性呼吸器感染症定点(ARI定点) (定点数:44) |
||
(定点数:32) |
・★感染性胃腸炎 ・水痘 ・★手足口病 |
※各小児科疾患ページのコメントは過去の年齢別患者報告割合のデータ等をもとに作成しています。 |
(定点数:12) |
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基幹定点 (定点数:1) |
・週報告数 (マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎(オウム病を除く)・細菌性髄膜炎・無菌性髄膜炎) |
・基幹定点(定点数:1)月別報告数一覧表
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症・薬剤耐性緑膿菌感染症・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症・薬剤耐性アシネトバクター感染症
・性感染症定点(定点数:14)月別報告数一覧表
性器クラミジア感染症・性器ヘルペス感染症・尖圭コンジローマ・淋菌感染症
病原体定点医療機関で採取された咽頭ぬぐい液等の試料から分離されたウイルスの検出状況を掲載しています。
●インフルエンザウイルス 2025/2026シーズン(表・グラフ) 過去のデータ
流行時期に合わせ、毎年、第36週から翌年の第35週までの1年間をインフルエンザシーズンとしています。札幌市の2025/2026シーズンは、10月1日現在、AH3型2件、AH1pdm09型1件のインフルエンザウイルスが検出されています。
●採取週別のウイルスの検出状況 2025年:PDF(PDF:27KB)・CSV (CSV:10KB) 過去のデータ
病原体定点医療機関で採取された試料から分離されたインフルエンザウイルス・アデノウイルス・エコーウイルス等の採取週別の検出状況を掲載しています。表中、単純ヘルペスウイルスはHSV、パラインフルエンザウイルスはPARAINFと略して記載しています。
・微生物の電子顕微鏡写真 ・ インフルエンザウイルス電子顕微鏡写真(JPG:41KB)
・医療機関向け検査情報 (報告集)
・ 感染症発生動向調査とは(詳しくはこちらへ) 感染症発生動向調査は、感染症法に基づく調査です。対象となる感染症には、「全数把握対象の感染症」と「定点把握対象の感染症(週報告・月報告)」があります。「定点」とは、感染症法第14条に基づいて指定された医療機関のことを指しています。(「定点医療機関」とも言う。)例としてインフルエンザは、「定点把握対象の感染症(週報告)」です。毎週、各「定点」から患者数が報告されます。そして「定点当たりの報告数」(※)により、インフルエンザの流行状況を把握しています。(※)「定点当たりの報告数」=「各定点から報告された患者数の合計 ÷ 定点の数」
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