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更新日:2025年5月18日

フンボルトペンギン

フンモルトペンギン

*ペンギン目
SPHENISCIFORMES

 

*ペンギン科
Spheniscidae

 

*英名
Humboldt Penguin

 

*学名
Spheniscus humboldti

分布 南アメリカの太平洋側沿岸地域に分布しています。
特徴

コロニーを作って繁殖をし、主にペルーのフォカ島からチリのアルガロボにかけて繁殖しているほか、南緯42度のチロエ島にも繁殖地があります。

巣は糞が堆積して化石化したグアノや岩の割れ目、地面に掘った穴、植生の下など、避難場所や日陰になる場所に作り、一生を巣と海を往復して過ごします。

一夫一妻で、抱卵や育雛は雄と雌で協力して行います。

のど元を横切る黒いラインが1本あり、ペンギンの中では国内で一番多く飼育されている種である。

食性 イワシ、甲殻類、イカ等
寿命 野生 約20年/飼育下 約30年
減少の理由

本来の生息地である南米では、産卵場となるグアノを肥料にする目的で無秩序に採取されたことによる環境破壊、餌の魚の乱獲等人為的影響やエルニーニョ等により個体数は減少が続き、野生種は2005年には約1万羽にまで減少したとされています。

日本の動物園・水族館での繁殖は順調で、日本の飼育技術を南米に移転する取り組みが始まっています。

その他

レッドリスト:VU(IUCN2020)/CITES:附属書Ⅰ

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