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豊平区キャラクター「こりん」「めーたん」は、まちの魅力を発見する名探偵!
魅力発見レポートでは、「こりん」と「めーたん」が豊平区内の魅力的な取り組みや人などを、みんなに紹介するよ!
豊平区を代表する場所の一つである環状通のリンゴ並木。今回は、リンゴ並木を見守る「美園リンゴ会」の活動について紹介するよ。
「こりん」と「めーたん」が出会ったのは、「美園リンゴ会」の稲葉会長。
40年以上続いている会の活動について色々とお話を聞いてきたよ!
会の発足以来、毎年リンゴの実が色付く頃から収穫が終わるまで、会員が交代で毎日リンゴ並木の見回りをしています。
落ちたリンゴやゴミを拾いながらリンゴ並木を見守っているんです。
他にも、春には並木沿いの歩道に花を植え、秋には美園りんごまつりを開催しています。
りんごまつりではリンゴ会の文字入りリンゴも配ったりもしていて、毎年長い行列ができるほどの人気ですよ。
りんごまつりで大好評のリンゴ配布
リンゴ並木で花植え
美園小学校の4年生は、毎年リンゴを題材に地元の歴史やまちづくりのことを勉強していて、リンゴ会ではこのお手伝いをしているんです。
リンゴや並木について講話したり、子どもたちと一緒に文字入りリンゴをつくったりしていて、最後には子どもたちが調理実習で作ったリンゴのデザートをみんなで食べるパー
ティーに招待してもらっています。
子どもたちと触れ合えるのはとても楽しいですね。
小学校の収穫をお手伝い
無事にたくさんリンゴの実がなるとやはり嬉しいですね。
一番やりがいを感じる瞬間は、子どもたちの笑顔を見た時。一緒に作業をすると、みんな本当に生き生きとしています。
キラキラした笑顔や真剣な表情を見ていると、毎年嬉しくなりますね。
長年見守り続けていると年々愛着がわいてきて、今ではリンゴ並木は子や孫のような存在に感じています。
美園や豊平区の重要なシンボルであるのはもちろん、札幌市にとっても大切な財産なので、これからも大事に長く守っていきたいです。
多くの子どもたちや若い世代にリンゴ並木への愛着を感じてもらい、地域をさらに活性化していきたいですね!
昭和49(1974)年にできたリンゴ並木。
翌年、みんなが初めての収穫を楽しみにしていた矢先、1週間ほどでリンゴが全部盗まれてしまったんだ!
そこで地域の人たちがリンゴを守るため、昭和51(1976)年に会を結成。昼も夜も熱心に見回って、無事にたくさんのリンゴが収穫できたんだって。
今もその情熱は受け継がれ、25人の会員が活動を続けているよ。
昨年の収穫数は約4,500個。
過去、最も多い時には約35,000個もとれたんだって!すごいね!
リンゴの木は病気などに弱くて、病気や台風の影響で倒れる木もあるんだ。
今、リンゴ並木には新しく植えかえられた若木が多いから、この木たちが育つと、またいっぱいとれるようになりそうだね!楽しみ~!
地域の行事や区役所で配付したり、児童関係施設に配ったりして、豊平区民に食べてもらっているんだって。
他にも豊平区にゆかりのあるプロスポーツ球団や円山動物園へ、リンゴ贈呈式を行ってプレゼントしているんだって。
昨年は動物園でアジアゾウが美味しそうにリンゴを次々と食べていたよ!
リンゴ並木を作った当時、全国で唯一リンゴ並木があった長野県飯田市を参考にしたらしいんだ。
そしてなんとこの飯田市のリンゴ並木、実は札幌の街路樹の美しく涼しげな様子に感動した飯田東中学校の校長先生の話をきっかけに作られたんだって!!
この素敵なご縁を、美園リンゴ会のみなさんは大事にしているそうだよ。
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