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更新日:2020年9月8日

株式会社ほんま「歴史を伝える出前授業」編(2020年1月号)

今回は、株式会社ほんまの本間社長が行っている「歴史を伝える出前授業」について紹介するよ!

株式会社ほんま 代表取締役社長/本間幹英(ほんま・みきふさ)さん

本間社長

「こりん」「めーたん」が出会ったのは、豊平区に本社を構え、「月寒あんぱん」で有名な株式会社ほんまの本間社長。

地元の小学校で行っている「月寒の歴史などに関する授業」についてお話を聞いてきたよ!

どんな活動をしているの?

郷土学習の一環として、依頼があった学校に行って、月寒の歴史やアンパン道路の成り立ちなどのお話をしています。

活動を始めたきっかけは?

アンパン道路が出来て100周年の平成23年(2011年)に、近隣の小中学校と関わる機会が何度かありました。

その中で「あんこを食べたことがない」「あんこは嫌い」と答える子が多く、大変驚きました。

地元の歴史を伝えるだけではなく、和菓子作りでの道産食材の活用など、地産地消や食育の観点からも郷土学習の一環として何か役に立てないかと感じたことがきっかけです。

授業の様子

地元の小学校で授業をする本間社長

小さい頃からアンパン道路について詳しかったの?

私自身、親からアンパン道路について聞いたり、学校で習ったりした記憶はなく、詳しくなかったんです。

この仕事についてからいろいろ勉強をしました。

だからこそ、もっと地域の方に歴史を知ってもらいたいと思いました。

どのような思いで活動を続けているの?

アンパン道路は豊平区の歴史の一つ、シンボルの一つだと思っています。

自分の住んでいる土地の歴史を知ることで地元意識も強くなってくれればいいなと思っていますし、和菓子に親しみを感じてもらえると嬉しいです。

地域貢献の一環としてとよひらまちづくりパートナー制度にも登録をしており、依頼があれば豊平区内のいろいろな小中学校などに出向き、この活動を続けていきたいと思っています。

 出前授業で話している月寒の歴史についても聞いてきたよ!

【月寒あんぱんの歴史】

明治時代、西洋のパンに和のあんこを組み合わせた“あんぱん”が誕生し、東京で名物になっているという噂を聞きつけた月寒の菓子商人がこれをまねようと、想像だけで考案したものが「月寒あんぱん」の原型になったんだって。

この独自の“あんぱん”が月寒に広まり、「月寒あんぱん」という名前が付いたんだよ。

工場内風景

 昭和17年ころの工場内風景((株)ほんま提供)

【アンパン道路の由来】

明治末期、平岸と月寒を結ぶ道路を造ろうと、当時月寒に駐屯していた軍隊と住民の協力で大がかりな工事をしたんだ。

工事中、動員された兵隊をねぎらうため、毎日“あんぱん”5個が配られたんだって。

明治44年に約2.6kmの道路が完成し、「アンパン道路」と呼ばれるようになったんだ。

工事の様子

アンパン道路の工事の様子
(つきさっぷ郷土資料館所蔵)

アンパン道路位置図

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「魅力発見 ほ~!へ~!カルタ」にもアンパン道路に関する札があるよ!

 「魅力発見 ほ~!へ~!カルタ」は豊平区の歴史やシンボルなど、区の魅力がたくさん詰まった豊平区オリジナルのカルタだよ。

区内の小学校や児童会館に置いてあるほか、地域振興課や区内まちづくりセンターでも貸し出しているので、みんなもこのカルタで遊びながら勉強してみよう!

詳しくはこちら!!

アンパン道路のカルタ

 カルタこりめ吹き出し

株式会社ほんまも登録している「とよひらまちづくりパートナー制度」とは?

「とよひらまちづくりパートナー」は、まちづくり活動への参加・協力に意欲のある企業・団体の皆さんに、「地域のパートナー」として末永く活動してもらうことを目標にしている取り組みです。町内会などの地域の皆さんと一緒にまちづくり活動に取り組んでもらうことで、「顔の見える関係」づくりを進めています。(令和元年12月1日現在46団体登録)

詳しくはこちらをご覧ください。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市豊平区市民部地域振興課

〒062-8612 札幌市豊平区平岸6条10丁目1-1

電話番号:011-822-2427

ファクス番号:011-822-9357