地下鉄利用時に地震がおきたら
地下鉄ご利用時に地震が起きた際は、落ち着いて行動いただくとともに、以下の点にご注意願います。
(詳しくは「地下鉄安全ガイド」もご覧ください)。
駅で地震がおきたら
- 天井部からの落下物に備え、カバンなどで頭部を守るとともに、低い姿勢をとるなど安全確保に努めてください。
- エレベーターやエスカレーターは、余震や停電による非常停止などの恐れがあるので、使用しないでください。
- けが人がいた場合は駅員にお知らせください。ただし、けがの状況によっては119番通報を優先してください。
耐震補強について
地下部の柱は平成7年の阪神・淡路大震災を受けて耐震補強を実施済みです。
また、地上部建築物の耐震化工事も進めており、このうち南北線高架部の4駅については、令和2年度までに工事完了予定です。
車内で地震がおきたら
- 緊急停止することがありますので、つり革や手すりにつかまり、安全確保に努めてください。
- 駅と駅の間で停止することがありますが、揺れが収まった後に次駅まで移動します。
- 震度に応じた安全確認を行った後、通常運行を再開します。

震度3~4の場合
- 全列車に対し、駅停車中の列車には発車見合わせ、走行中の列車には次駅到着後の発車待ちを指示します。
- 揺れが収まった後、速度制限運転(震度3:時速40㎞以下、震度4:時速25㎞以下)で、運転手の目視によるトンネル内の安全確認を行います(※)。
- 安全が確認され次第、通常運行を再開します。
※各区の震度確認後に安全確認の区間を設定するため、速度制限運転の開始まで10~20分程度の時間を要します。また、通常運行の再開後もしばらくダイヤが乱れます。
震度5弱以上の場合
- 緊急地震速報などの情報を受け、走行中の全列車を緊急停止させます(駅停車中の列車は発車見合わせ)。
- 揺れが収まった後、時速15㎞以下の速度で次駅まで走行し、運行を中止します。
- 徒歩によるトンネル内等の巡回点検を行い、安全が確認された路線から順次運行を再開します(※)。
※全線のトンネル内等点検を実施する場合、通常運行の再開まで少なくとも5~6時間を要します。
震度が市内で混在する(区ごとに震度が異なる)場合
初期対応は最大震度で行いますが、安全確認の方法は各区の震度を基にしたエリア毎で異なります。
詳細は「震度5弱以上の地震発生時における地下鉄運行再開に向けた取り扱いの変更について」を参照願います。