地下鉄利用時に地震がおきたら
地下鉄ご利用時に地震が起きた際は、落ち着いて行動いただくとともに、以下の点にご注意願います。
(詳しくは「地下鉄安全ガイド」もご覧ください)。
駅で地震がおきたら
- 天井部からの落下物に備え、カバンなどで頭部を守るとともに、低い姿勢をとるなど安全確保に努めてください。
- エレベーターやエスカレーターは、余震や停電による非常停止などの恐れがあるので、使用しないでください。
- けが人がいた場合は駅員にお知らせください。ただし、けがの状況によっては119番通報を優先してください。
耐震補強について
地震に備え南北線高架部4駅の耐震化工事を実施しました。また、地下部柱などの耐震補強も順次実施しております。
車内で地震がおきたら
- 緊急停止することがありますので、つり革や手すりにつかまり、安全確保に努めてください。
- 駅と駅の間で停止することがありますが、揺れが収まった後に次駅まで移動します。
- 震度に応じた安全確認を行った後、通常運行を再開します。
震度3~4の場合
- 駅停車中の列車には発車見合わせ、走行中の列車には次駅到着後の発車待ちを指示します。
- 揺れが収まった後、速度制限運転(震度3:時速40㎞以下、震度4:時速25㎞以下)で、運転手の目視によるトンネル内の安全確認を行います(※)。
- 安全が確認され次第、通常運行を再開します。
※震度確認は地下鉄駅に設置した地震計で行い、路線ごとに判断いたします。また、南北線高架部で震度4だった場合は高架部の徒歩点検を実施いたします。
震度5弱以上の場合
- 緊急地震速報などの情報を受け、走行中の全列車を緊急停止させます(駅停車中の列車は発車見合わせ)。
- 揺れが収まった後、時速15km以下の速度で次駅まで走行し、運行を中止します。
- 徒歩によるトンネル内等の巡回点検を行い、安全が確認された路線から順次運行を再開します(※)。
※全線のトンネル内等点検を実施する場合、通常運行の再開まで少なくとも5~6時間を要します。
地震計の設置について
地下鉄駅9か所に地震計を設置し、令和6年4月より運用を開始しております。地下鉄沿線の震度を的確に把握することで、適切な点検と折り返し運行を実施いたします。