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平日の始発から9時00分まで
ラッシュ時間帯において運行開始時間を指定した場合、すでに乗車している男性のお客様が車両を移動しなければならない状況を避けるためです。
麻生行では、先頭車両側にお客さまの乗降が集中しており、特にさっぽろ駅では、JR側からのお客さまが大変多く階段付近が混雑すること、中間車両については、大通駅で他線へ乗り換えるお客さまで混雑することから、一編成のうち比較的混雑率の低い車両に設定いたしました。
各車両について混雑率を比較したところ、大差がなく利用人員が最大である大通駅での影響を一番に考慮いたしました。
この他階段、エスカレーター等の施設に直近する車両への設定については、旅客動線を混乱させ滞留を招く可能性が高いこと、さらに、東西線各駅のホーム階エレベーターは、ホーム中央部付近への設置が多く、「女性と子どもの安心車両」に乗車可能な「お身体の不自由な方と介護する男性の方」への配慮として、4両目を設定いたしました。
東豊線は、4両編成と車両数が少なく地下鉄利用のお客さまへの影響が大きいことが予想されるため、現段階での実施は困難なものと判断しております。
なお、列車等の案内表示については、ご乗車していただける方を絵文字で表示いたします。
任意によるものなので、拒否することはできません。男性のお客様のご協力をお願いいたします。
このため、男性のお客さまが乗車されましても、乗務員が直接注意を行うことはありませんが、案内放送によりご協力の呼びかけを行います。
既に導入している他都市の事業者は、「女性などに配慮した車両」の総称として「女性専用車両」または、「女性専用車」と表示しており、当局においても実験期間中は、「女性専用車両」という表現を行っていました。
しかし、「女性専用」という表現では、女性以外に利用可能な男性のお客さま(小学生以下の男のお子さま、お身体の不自由なお客さまとその介護の男性のお客さま)が利用しずらいとの声もあったことから、これらの男性のお客さまが利用しやすい名称及び表示方法の検討をおこないました。
このことから、名称を「女性と子どもの安心車両」とし、この車両を利用することが可能な方々を絵文字により表現することといたしました。
また、命名の理由といたしましては、アンケート結果の肯定的選択理由として「女性やこどもが安心して乗車できる」という回答が最も多かったことをも考慮いたしました。
平成20年(2008年)8月18日(月曜日)から9月12日(金曜日)までの平日20日間で実施いたしました「導入実験」の結果では、アンケート調査において利用者の半数以上が「本市における女性専用車両の必要性」を感じている結果であり、また、目視調査の結果についても、定時運行への影響等、導入に伴う大きな支障はなかったことから、本格導入することといたしました。
平成20年(2008年)9月に実施した女性専用車両導入実験におけるアンケート調査結果は次のとおりとなりました。
詳しくは、調査結果報告書(PDF:90KB)をご覧ください。
平成20年(2008年)8月18日(月曜日)から9月12日(金曜日)までの平日20日間、女性専用車両の導入実験を行いました。
詳しくは、女性専用車両導入実験についてのお知らせ(PDF:22KB)をご覧ください。
女性専用車両の導入に関するお客様の声をより正確に把握するため、地下鉄各駅でアンケート調査を実施いたしました。
詳しくは、調査結果報告書(PDF:23KB)をご覧ください。
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