札幌市の図書館 > よもやまとしょかんばなし > 第29回 読書プロファイリング

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更新日:2013年2月13日

よもやまくにがまえにとばなし

第29回 読書プロファイリング

 

2013年2月のおはなし

「前に借りた本をもう一回読みたいけど、書名を忘れた。今までの貸出記録の中から探してほしい」という方が、図書館にいらっしゃいました。貸出記録は個人情報に当たるので、本をお返しいただいた時点でデータが消去されることをご説明すると、「なんでもかんでも個人情報って、たかが読んだ本の記録くらいで大げさな・・・」と残念そうでした。

でもなかなかどうして―「読んだ本の記録」って、れっきとした個人情報なんですよ。

どうしてかというと、お読みになった本の蓄積から、その方のプライバシーが透けてみえることもあるからです。

最近、「プロファイリング」という言葉を耳にするようになりました。犯罪捜査の手法の一つとして特に知られていますが、「人物像をデータに基づいて推測して組み立てる」(『現代用語の基礎知識2013』より引用)方法です。系統だった捜査法も、学問として確立された手法も図書館にはありませんが、「読書プロファイリング」のようなことが出来てしまう可能性もある…とは考えられませんか?

たとえば、「大人が子ども向けの絵本を借りていく」。図書館ではよくある光景ですが、プロファイリング風にとらえれば、「絵本を借りた大人は小さな子どもの親である可能性が高い」ともいえます。年末に手品の本を借りた方は、忘年会で余興を演じたのかもしれないし、ガーデニングの本をたくさん借りた方は庭をお持ちなのかも。また、ある病気に関する本をまとめてお借りになった、法律の本を何冊も…という場合。身近なところに病気の方がいる、何らかの法律問題を抱えているのでは…という想像もできてしまいます。

7:3まお

いかがでしょう?「たかが…」と思っているものが、「その方の生活の周辺を知る手がかり」になってしまうことだって…あるかもしれないのです。図書館が、お客様の貸出履歴を残さないのはこういう理由からです。ご了承ください。 

「でも、自分が今までにどんな本を読んだのかが気になる…」という方には、図書館のホームページにログインするとご利用いただける、『マイライブラリー』をお薦めしています。このページでご案内している『マイブックリスト』機能を使うと、「自分の読んだ本のリスト」「予約したい本のリスト」を作ることができるんですよ。ほかにもアイディア次第で、ご自分だけのユニークな「読書記録」をつけることが可能です。リストは最大10リストまで、1つのリストには100冊まで登録できます!

初めてログインする方は、お近くの図書館でパスワードの発行を受けてくださいね。

なお、この記録は、図書館員でも絶対に見られません。安心してご利用ください。

あ、でも「『マイブックリスト』にはこんな利用法があるよー」と、ご自分の発見を教えてくださるのは大歓迎です。「技あり!」な利用法は、このコーナーでご紹介させていただくかも! 

まお

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