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更新日:2011年2月15日

第2期図書館協議会 第5回会議 平成21年8月21日

1.日時

平成21(2009)年8月21日(金曜日) 10時00分~11時15分

2.会場

札幌市中央図書館 3階 研修室A

3.出席者

梶委員、河村委員、小田委員、佐藤委員、乳井委員、成田委員、細谷委員、西委員、三谷委員
(欠席者)菊地委員、平野委員

4.傍聴者

1人

5.会議次第

1.開会

2.中央図書館長あいさつ

3.議事内容(概略)

乳井会長

お手元の協議会答申(案)は、事前に送付したものから若干語句などを整理している。
2人の方からの資料が出ていて、いろいろご指摘もあった。
成田委員の方からご説明いただきたい。

成田委員

答申(案)を基に、まとめの資料として作った。
21年以降の将来にわたり、ICT社会に対する人的な、又は機器などの整備の負担も大きいだろうと思うし、それらの展望につながるように整理したかった。

細谷副会長

もう1人は私だが、入れてほしいことは結構書き込んでいただいたと思う。
その上で何点か挙げると、利用者満足度調査では現利用者だけが対象になる。
今後評価をするときには、図書館を利用していない、利用できないでいる人たちに対し、具体的にどういう方法をとると潜在的なニーズが掘り起こせるかという視点を、もっと明確に持つ必要があるということが入るといい。
運営のあり方は、図書館とは何かという最も基本的な点を押さえた上での市民参加による議論が必要だと書いていただいた。
その上で、雇用問題についても問題意識を持っていたことを、もっと明確に記述してもいいと思った。
都心にふさわしい図書館についての記述が弱腰だということは、前から言っている。
一旦陳情も採択され、計画の中で決定されて、なおかつ、ビジョンにも記載されていた。
この都心にふさわしい図書館がずっと宙に浮いたままで、ラストチャンスとも言える市民交流複合施設の建設問題が起きてきているので、中央図書館はもっと頑張ってほしい。
協議会答申だから、委員としては、より力を入れて推進するべきだという文言が入ってもいいと思う。
それから、これからの図書館サービスのヤングアダルト(青少年)サービスの必要性を、図書館協議会としてははっきり記述できるといい。
もう一つは、学校図書館支援についてだ。

乳井会長

5つの点の指摘があった。
まず初めの問題は、利用しない人、利用できない人、あるいは、全く無視をしている人、図書館など要らないと思っている人もいるかもしれない。
今後、いろいろと考えていかなければいけないが、なかなか難しい。
どう調査すればいいのか、なおかつ、今後のICT社会の中で、図書館がどう変わっていくのか。

細谷副会長

潜在的ニーズに対する視座があれば、PRの方法にも工夫が出てくる。
サービスを展開するときに、図書館の可能性を発見できないでいる市民、あるいは図書館に来たくても来られないでいる市民という問題意識を、常にフレームの中に持つという意味で、調査するときというだけではない。

成田委員

図書館が果たす役割の重要性を市民に理解してもらうという語句があったが、さらに、そうするためにはどうすればいいか継続して考えていきたいと足したかった。

梶委員

評価のところでも、開館時間や日数が延びた、貸し出し冊数が増えたが、実際に新しい利用者が増えたのかという疑問もずっと持っていた。
新しい利用者を掘り起こすということが大事だ。
例えば、広報誌に2ページぐらいを割いて、図書館とはどんなことをするところか、どんなことができるのかを、わかりやすく出すようなPRの方法があってもいい。

乳井会長

広報の工夫、情報の公開をもう少し積極的に行い、掘り起こしを行うべきというのが6つ目の指摘であると押さえておきたい。

成田委員

閲覧目的以外で来館し、その結果、閲覧にも寄るような催しがあってもいい。
最初から「本を読もう」だと、なかなか来ない人もいるかもしれない。
あとは、もっとビジネスマンが利用したくなるメリットのような要素があってもいい。

梶委員

都心にふさわしい図書館は、最初、私たちが希望したときは、ビジネスライブラリーを兼ねたものとして、今の地区図書館よりもっと広く、きちんとしたレファレンスの専門家を置いてほしいとお願いしていた。
当然、ビジネスマンに対応できるもので、しかも一般の人も街に出たついでに利用できるところだ。

細谷副会長

図書館協議会答申は、市民代表である図書館協議会が館長にあてて出す答申だから、都心にふさわしい図書館に関する記述は、結構強硬に書いていいと思っている。
今後、中央図書館が市民まちづくり局などとやりとりするときに、図書館協議会でこういう答申が出ている、市民代表から要望が上がっているというふうに、交渉の根拠として使ってほしいので、協議会答申は遠慮することはないと思う。

乳井会長

今まで出てきたこと以外で、答申に盛り込むべきことがあったらお願いしたい。

梶委員

先ほど、新しい人を発掘するためのイベントという話が出た。
読書週間などに、幼児、低学年に対しては、いろいろな読み聞かせをしている。
しかし、中学生や高校生、特に男の子に対するものがないと感じる。
今、大学生がボランティアで、科学の実験などに来ているが、男の子にとっておもしろいものの一つだ。
その中で、こんなことができる本もあるという機会になればと思う。
幼児だけではなく、その辺も一つのイベントとして考えた方がいい。
団塊の世代になってくればなおさら、いろいろな講座もあっていいのではないか。
例えば、失敗に終わっても、そのぐらいの冒険をしてもいい。

乳井会長

柱ごとに細かく検討していきたい。
まず一つは、図書館本来の目的を考えたとき、まだ利用していない人たちを掘り起す。
これからはいろいろなニーズを掘り起こしていき、図書館に来てくれる、利用できるというよりは、図書館で何ができるかということがきちんと理解され利用されていくようにという視点を持って取り組んでいかなければいけない。
(「異議なし」と発言する者あり)

乳井会長

次は、雇用問題について議論の上で取り上げたので、ここを強調してはという話が出た。

河村委員

札幌市の場合、非常勤職員という形で司書の資格を持った方を採用している。
今行っているようなやり方は、図書館職員のあり方として、専門職を確保していくということに関しては一歩進んでいると評価している。

乳井会長

ここは崩すことなく、雇用の問題についての慎重な審議があったというくらいでおさめたいと思う。
4番目のヤングアダルトサービスから先に行きたいと思う。
私の方からお願いがあって、答申をつくるときには片仮名文字はできるだけ避けなければいけないと思う。
適切な言葉があれば、できるだけ日本語にしていただきたい。
ヤングアダルトいう言葉を僕らは当たり前に使うが、なかなか浸透しないようなので、青少年という言葉を入れてはどうか。

細谷副会長

不必要な片仮名は使いたくないということには賛成だが、例えば「レファレンス」は通常の図書館用語で、「ヤングアダルトサービス」もそれに近づいているような気がしている。

乳井会長

いろいろなところで講義をしたときに、「レファレンス」は図書館学を受ける学生だからわかっても、「ヤングアダルト」は最初に説明しないとなかなかわからない。
入れるとしても、「青少年向け」という形の注釈をつけなければならないと思う。

細谷副会長

ヤングアダルトサービスと打ち出すと、単にその年代を対象にした図書資料提供の充実というものを超えたサービスに対する認識が出てくるので、できれば入るといい。

乳井会長

では、ここにサービスという言葉を一語入れて強調して、中学生から高校生にかけて、社会生活が広がることによる読書に対する興味の持ち方や傾向の変化に対応したサービスや図書館の図書資料提供の充実を望みたいということでいかがか。

(「異議なし」と発言する者あり)

乳井会長

次に、都心にふさわしい図書館について弱腰であるというご指摘についてはどうか。

佐藤委員

市民交流複合施設計画は、どこまで進んでいるのか。

細谷副会長

市民まちづくり局に問い合わせても、まだ検討中とのことだ。

鈴木管理課長

市民まちづくり局が全体を所管していて、図書館の単独の話ではない。
どのようなものかは、市民意見を聞くなどの手続を踏み、今は役所だけで決めるということはない。
関係している部局がばらばらに独立して進める形にはならない。
ここに具体的な形で載せるのは少しバランスが悪いのではないか。

細谷副会長

市民まちづくり局からは、図書館の方でどう考えているのかをはっきり出してほしいと言われている。
出したとおりにするという意味ではないが、要望があり、陳情も既に採択されている、一旦計画化された事実があるということを忘れないでいただくための明確な記述はあってもいいと思う。

梶委員

都心にふさわしい図書館をつくろうということは、議会で採決されてからもう10年がたっている。
その間、あれがだめになった、場所がないと、ずっと延ばされてきた。
この間の市民会館のときも、もっと早いうちに話があれば、応援をしていく方法があっただろうが、結局、ある程度固まってしまってからで、こちらから言っていくことがなかなか難しくなった。
これからは、早い時期に計画があることをキャッチして、ぜひ、協議会などにも知らせてほしい。
それによってこちらの対応もあるのではないのか。

細谷副会長

市民まちづくり局では、都心にふさわしい図書館計画が一度あったということすらよく知らなかったという言い方をしている。
知らないとは言わせないと、それぐらいは出していってもいいのではないか。

乳井会長

都心にふさわしい図書館については、「市民に支持される機能、内容を持ったものにしていただきたい」と書いてある。
つまり、つくってくれるものだと思って、支持されるようにしてくださいとなっている。
今の論議は、とにかく都心にふさわしい図書館をつくる計画を進めろということで、その違いがあると思う。

小田委員

10年前に議会で決められたことを頭に書いたらどうか。
例えば「平成何年に議決されたとおり、都心にふさわしい図書館については」とすると、はっきりわかるのではないか。

細谷副会長

私が書きたいのは、早くつくれということだ。

鈴木管理課長

議会に出た都心にふさわしいということを、図書館協議会が論ずること自体は全く問題ない。
直接名指しするような言い方をするのはちょっと違うという意味だ。
早期にということは、協議会の委員の皆さんの中でお決めいただくことは可能かと思う。

細谷副会長

交流施設と名指しをしないで、札幌市の都市整備計画等と有機的に連動させてという言い方なら大丈夫と。

乳井会長

さらに、「都心にふさわしい図書館」を早期に実現し、市民に指示される機能、内容を持ったものにしていただきたいという形で強めていくということで、それを踏まえた上で早期に実現しという形でおさめてはどうか。
また、学校図書館との連携というのはとても重要なことだ。小・中・高の学校図書館、大学図書館との連携というところを盛り込んでおきたい。

(「異議なし」と発言する者あり)

乳井会長

もう一つ大きな問題点として、広報の工夫、情報公開の工夫、イベントの工夫の三つについて指摘された。
図書館未経験の市民の方のためにも、何かやっているという情報を発信していくこと。
逆に、すべて情報を発信し、市民と交流できる図書館を目指していくことが必要だろう。
情報発信(広報、PR、情報公開、イベントなど)の機能を高め、市民と双方向でと、うまく言葉を使って1行にするということでよいか。

(「異議なし」と発言する者あり)

成田委員

札幌は広いから、地区図書館もたくさんあるので、地域とのつながりも配慮されていいと思う。

乳井会長

二つ機能があり、全体の図書館網をつくって、全体が一つのように機能させて貸し出しサービスをするという形も一つのやり方だ。
また、それぞれの地域ごとに、例えば、子どもたちが非常に多いところであれば子どもの蔵書が、老人が多ければそういうものが増える。
もう一つは、障がい者サービスをうたってあるが、例えばユニバーサルデザイン化していくために施設設備を変えていかなければならない。
地域とは関係なく一般的な傾向に対してどのようにアクセスするかということも含めてある。

成田委員

ミクロとマクロの二元的な、総合的なものと地域的なもの両方を認識してもらうように考えていかなければいけない。
また、学校との連携で、利用者の拡大はかなり違ってくると期待している。

乳井会長

地域の特性、地域のつながりも大事だし、全体のサービスも外せない。
全体を一つということと、その中での地域の特性という二つの面では、ばらばらに図書を買うと、A館とB館とC館と同じ本ばかりだったという問題も出る。
その辺のバランスを考え、地域性と全体性をとらえながら一文を起こすということでよいか。

(「異議なし」と発言する者あり)

乳井会長

一応、今出されている課題は解決し、おさまったと思う。
最終的なまとめについては、お許しをいただければ、会長である私が責任を持って文章をつくり、皆さんに送るということでどうか。

(「異議なし」と発言する者あり)

乳井会長

では、今後そのように進めていきたい。
5回の会議でやっと答申をつくり、小委員会では皆さんにご苦労をかけた。
事務局から何かあるか。

事務局

昨年度の図書館の統計は、「札幌の図書館」ができたらお送りするが、基本的な数字だけ説明したい。
貸出冊数は、740万冊を数えている。全体で前年度比6.6%の増。約40万冊増えた。
登録者数は、3万人ほど増えてきている。
貸出冊数の推移は、大通カウンターの開設に伴い、市役所の2階にあったコーナーを閉鎖したため若干減っているが、それ以外については増えてきている。
予約冊数の推移は、20年8月からのインターネット予約分で、かなり数が増えている。
相互貸借などを含めて増えている。

鈴木管理課長

「第2次子どもの読書活動推進計画」を策定するに当たり、市民議論が起きるような形を目指すため、8月29日にキックオフのフォーラムを開き、いろいろな意見を求めながらやっていく。
「一緒に考えよう!本と仲良くなる方法」として、松田哲夫さんが記念講演を行う。
その後、西区のくすみ書房の久住さんと、FMノースウェーブのディスクジョッキーの竹本さん、藤女子中・高の子どもたち、それに上田市長が入り対談を行う予定である。
ぜひご参加いただきたい。

乳井会長

協議会が出発してから4年間、いろいろあったが、課題その他、ある程度の柱立てはできたのではないかと思っている。
皆さんのご協力のおかげで、最後の答申もかなり形よくまとまってきた。
本当に長い間、どうもありがとうございました。

塩澤中央図書館長

4年間ないし2年間、熱心なご審議をいただき、まことにありがとうございます。
今後、手交式を経て答申をいただくが、さまざまな課題についてご指摘をいただいたところである。
私どももしっかりと受けとめ、よりよい図書館を目指して頑張ってまいりたい。
皆様の任期は今月いっぱいだが、今後とも札幌市の図書館に対しご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げたい。

4.閉会

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