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第4回会議は下記の通り開催されました。
開催日時
平成19年10月3日(水曜日)18時30分から20時00分まで
開催場所
札幌市役所本庁舎14階1号会議室
(委員)
菅原委員長代行(木村委員長欠席のため出席委員の互選により選出)、金井委員、向井委員
(事務局)
市民自治推進室長、市民活動促進担当課長、市民活動促進担当係長、市民活動促進担当2名
(傍聴者)
なし
(事務局)
事務局より基金助成の以下の内容についての説明。
(委員)
団体登録要件及び助成対象団体について、札幌に事務所があり市外で活動している団体や、逆に市外に事務所があって札幌市内で活動をしている団体などもあると思います。これらをどう扱うかですが、まずどんな場所にいても札幌の人を対象にしたものでなければいけないと思います。事務局の案は、事務所が市外にあり、活動は札幌で行う場合は認めないというものですよね。
(事務局)
そうです。市民活動促進条例としての支援対象は、事務所が札幌になくとも札幌市内で活動が行われれば支援の対象となるという考えですが、資金助成に関しては、寄付により行われるわけで、その資金は札幌市民のお金ということになります。また、事務所が札幌市内にあることで、地域との色々な連携や地域を基盤とした活動の発展も期待することができます。そうしたことを総合的に考えて、事務所が札幌市内にあることを一つの要件とした上で、なおかつ、札幌市民を対象とした、あるいは、札幌市民に成果が還元されるということを、現時点で考えております。
(委員)
その考えでいいと思います。やはりどこかで線引きをしておかないと、NPO活動というものは色々広がりを見せますので。また、様子を見ながら要件を変えていくことも可能なわけですから、初めはこのくらいで線引きをしながらやっていった方がいいと思います。
(委員)
登録要件の団体の構成員についてですが、事務局の案では10人以上となっております。NPOの中で10人以上の人を抱えているところはそんなにないと思われますがどうでしょうか。
(事務局)
法人格を持っているところは、当然構成員が10人以上という要件はクリアしていますが、任意団体の場合は市民活動団体のアンケート調査を見ても4、5名というところが実際は多いようです。
(委員)
ただ、活動をするときには相当な人数が集まるという団体は相当あるでしょうね。スタッフは5人だけど、ボランティアの人はたくさんいるというような場合です。でも逆に、今は5人で登録要件に当てはまらないので、なんとか10人にしていこうというような、活動の範囲を広げるような動きも考えられます。では、ここの部分についてはよろしゅうございますか。(「異議なし」と発言するものあり)
(委員)
また、団体登録要件及び助成対象団体の「活動資金に余裕があると判断された団体でないこと」という要件ですが、これは当たり前のことですね。活動資金に余裕があるのに、さらに助成を受けるというのはそれこそナンセンスだと思います。ここの部分についてもよろしゅうございますね。(「異議なし」と発言するものあり)
(委員)
では、次、助成対象事業についての「札幌市民を対象とした事業」という要件についてですが、これも問題になるようなところはないと思いますが、どうでしょうか。(「異議なし」と発言するものあり)
(委員)
次に、助成対象事業の要件の「今後継続的に実施される予定の事業」についてですが、これは新しい事業を起こす時にその継続性というものはどのように判断するのでしょうか。新しい事業に対し今後継続しますということで助成を行ったが、次年度は助成対象とならなかったためその事業ができなくなった、というようなことが起こり得るのではないでしょうか。
(事務局)
これは主に団体指定助成の話なので、寄付が毎年くるかどうかわからないというところはありますので、例えば最初の年に新しい事業を出したとすると、審査するときは事業計画という形で今後どのように発展、継続させていくのかということを出してもらいます。もちろん継続性だけが審査基準ではないですけれども、継続性に関しては、新しい取り組みを核として、今後どんどん育んでいくという部分が見られれば認められるという趣旨だと思います。
(委員)
これは難しい問題だと思います。資金的な問題で、フォーラム的なことや15周年記念事業とかの大きなことができなくて困っているというのがNPOの実情ですので、こういったことに当基金を活用できるかできないかで、随分先駆的なことをやる団体と、今のままでいいという団体が出てくると思います。継続性を大事にしすぎると、何かマンネリ化して3年経ってもあまり変わるものでもない気がします。それよりも、単発的でいいので本当に今必要とされている事業に助成を行う方がむしろ市民活動の促進ということに結びつくのではないかと思います。
(委員)
当組織のブルーアース基金においても、昨年から継続事業だけでなく、単発的な事業に対しても助成を行うようルールを変えました。多くのニーズがあること、そして、単発的な周年だったり、節目節目のイベント等例年ではない突出した経費がかかるタイミングがあるということが見えてきたからです。しかし、一発勝負でイベントをやったとしても、それがまちに与える効果は薄いという議論が当組織内でなされており、その方向性は間違いないと思われます。また、明らかに一発勝負で助成金が欲しいという団体も来ているのです。ですから、継続性という部分での提出書類のような、基金の申請をする団体のプレゼンテーションによって、その後の継続性や波及効果等というところの説明をしっかりもらう形をとれば、一発単独的な拠出の事業に対しても助成をするのはいいと思います。
(委員)
なるほど、条件付きですね。
(委員)
団体としてのまちづくりに対する継続性をしっかりと示すことが重要と思います。その上で単独事業へ拠出することは問題ないと思います。団体としてのアイデンティティーの話ですね。審査の中で、それが示されることで、周年という形でも、その後の波及を考えれば基金助成に十分値する事業であろう、団体であろうという判断に行き着くはずです。ですから、継続性というのは、事業の継続性ばかりではなく、まちづくりを推進させる組織、団体の継続性という部分を重んじるべきと思います。
(委員)
では、単発であっても効果が持続するものであれば良いということがうたわれていますので、これでよろしいですね。(「異議なし」と発言するものあり)
(委員)
それでは、次、審査基準についてですが、これは前回も説明を受けました。どうでしょうか。
(「異議なし」と発言するものあり)
(委員)
次、市民活動促進テーブルに関わる部分ですがどうでしょうか。(「異議なし」と発言するものあり)
(事務局)
事務局より市民活動促進テーブルの以下の内容について説明。
(委員)
次、市民活動促進テーブルに関わる部分ですがどうでしょうか。(「異議なし」と発言するものあり)
(事務局)
事務局より、次回は10月の最終週に行いたい旨説明。そして、第5回は10月26日(金曜日)18時30分より行う予定となった。
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