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札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival 略称:SIAF【サイアフ】)は、2014年から3年に1度開催している芸術の祭典です。開催期間中は、世界で活躍するアーティストによる質の高い現代アート・メディアアートの作品やプログラムが、市内各所の会場で展開されます。
札幌国際芸術祭の開催を通して「創造的で多様な人や企業が集まり交流すること」「文化意識・創造性が高まり、多様性・寛容性があるまちになること」が相互に作用することで、時代の変化を捉え創造性を生かしたまちづくりに繋がることを目指し、各種プログラムを「札幌の魅力を国内外に発信」と「市民の創造性の醸成」の2つの柱立てで展開していきます。
3回目となるSIAF2020は、初めての冬季開催とし、2020年12月の開幕を予定しておりましたが、世界的に新型コロナウイルス感染症が収束しない中にあって、渡航制限や移動の自粛等により、展示の準備・実現や、冬の札幌の魅力と合わせた作品鑑賞が困難となる可能性があること、また、判断の遅れにより関係者の負担が大きくなること等から、残念ながら「札幌国際芸術祭2020」を中止することといたしました。
詳細はこちらhttps://siaf.jp/news/pickup/sapporo-international-art-festival-2020-cancelled/
Of Roots and Clouds: ここで生きようとする
[ 英語 ] Of Roots and Clouds
[アイヌ語] Sinrit / Niskur(シンリッ / ニ(シ)ク(ル))※( )内は小文字
SIAF2020では、このテーマに沿って、雪や寒さを生かしたプログラムや、札幌・北海道、北方圏の歴史や文化、風土を題材とした作品を展示するなど、北の大地ならではの芸術祭を作り上げていきます。
また、SIAFではこれまでも北海道における芸術祭として、アイヌの人々の文化や創造性を大切に考えてきました。そして3回目の今回は、今に受け継がれる経験や知識への心からの敬意と、未来への協働の意思を改めて示すため、アイヌ語を併記することにしました。
2020年12月19日(土)~2021年2月14日(日) [58日間]
ディレクターは現代アート、メディアアートを担当する企画ディレクターと、芸術祭を来場者目線で分かりやすく伝える役割を担うコミュニケーションデザインディレクターによるチーム制とします。
天野 太郎(あまの たろう)
アグニエシュカ・クビツカ=ジェドシェツカ
田村 かのこ(たむら かのこ)
関連リンク
SIAF2017は、ゲストディレクターに大友良英氏を迎え、「芸術祭ってなんだ?」をテーマに2017年8月6日(日)から10月1日(日)まで57日間にわたり開催しました。美術館だけではなく、まちなかの雑居ビルなど市内の各所を会場に、展覧会、音楽ライブ、パフォーマンスなど、多様な表現が出現しました。
大友 良英+青山 泰知+伊藤 隆之
«(with) without records» 2017年
会場 : モエレ沼公園 ガラスのピラミッド
Photo : 小牧 寿里
端 聡 «液体は熱エネルギーにより気体となり、
冷えて液体に戻る。そうあるべきだ。2017»2017年
会場 : 北専プラザ佐野ビル(すすきの)
Photo : 小牧 寿里
EYヨ «ドッカイドー/・海・» 2017年
会場 : 札幌芸術の森 工芸館
Photo : 小牧 寿里
クワクボリョウタ «LOST#16» 2017年
会場 : 札幌市円山動物園
Photo : 小牧 寿里
札幌で初めての国際的なアートフェスティバルとして、世界的に著名なアーティストである坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、2014年7月19日(土)から9月28日(日)まで72日間に渡り開催されました。
開催テーマは「都市と自然」。これからの都市と自然の共生のあり方を考える国際芸術祭として、世界で活躍する現代アーティストたちが参加し、市内各所では展覧会やパフォーマンスなど、様々なプログラムが展開されました。美術館はもちろん、札幌の街全体が芸術祭の舞台となりました。
中谷 芙二子《FOGSCAPE#47412》2014年
会場 : 札幌芸術の森美術館
Photo : 木奥 恵三
島袋 道浩《一石を投じる》2014年
会場 : 札幌市北3条広場
Photo : 木奥 恵三
アンゼルム・キーファー《メランコリア》1989年
福岡市美術館所蔵
会場 : 北海道立近代美術館
Photo : 木奥 恵三
毛利 悠子《サーカスの地中》2014年
会場 : 清華亭
Photo : 木奥 恵三
SIAFラボは、札幌市資料館に開設された「SIAFラウンジ」と「SIAFプロジェクトルーム」の2つのスペースを活動拠点として、札幌独自の芸術祭を実現するために、市民一人ひとりにとっての「札幌」を考え、発見、発信するプロジェクトの総称です。
SIAFラボでは、「未来のための、札幌を拓く」をテーマに、さまざまなプログラム実施しています。
SIAFラボは、芸術文化活動の担い手となる多彩な人々(アーティスト、キュレーター、研究者、コーディネーター、市民活動団体、ボランティアスタッフなど)を繋ぎ、共に考え、学び合う場として機能します。また、札幌市内において主体的、自発的な活動を行う人々の拠り所となり、札幌らしい芸術文化活動が育まれるきっかけをつくります。
関連リンク
札幌市では、平成21年3月に策定された「札幌市文化芸術基本計画」に基づく文化芸術の振興に関する取り組み、「創造都市さっぽろ」の推進、市民による文化芸術活動の広がりを受けて、平成21年度から平成22年度にかけて国際芸術祭の開催に係る調査、平成23年度に専門家、美術関係者等による検討委員会を設置し、札幌らしい国際芸術祭のあり方やコンセプト、展開方針について検討してきました。
そして、その検討結果を踏まえ、国際芸術祭の開催に向けての札幌市の基本的な考え方を示すものとして、平成24年6月に基本構想を策定いたしました。
基本構想をダウンロード
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