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更新日:2016年5月30日

札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival)

札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、3年に1度、札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival 略称:SIAF【サイアフ】)を開催いたします。

 

札幌国際芸術祭2017

SIAF2017開催概要

 

 

SIAF2017は、ゲストディレクターに大友良英氏を迎え、「芸術祭ってなんだ?」をテーマに2017年8月6日から10月1日まで57日間にわたり開催されます。

 


テーマ

芸術祭ってなんだ?
 

2回目になる札幌国際芸術祭のテーマは「芸術祭ってなんだ?」です。

今回ゲストディレクターへの就任依頼が来たときに、わたしがまず最初にひっかかり、そして今も考え続けているのが「芸術祭」ってなんなのかということです。「芸術」ってなんなんでしょう。それが「祭り」になるってどういうことなんでしょう。

震災後、わたしが取り組んできた活動の中でも、とりわけ大きな比重を占めてきたのが、これまでにない新しい「祭り」の創出でした。ここでいう「祭り」とは単に歌ったり踊ったりの場を作ることではなく、いや、それももちろん重要ですが、なにより、参加する前と後とで世界の見え方が一変するくらいの、そんな強烈な場を自分たちの手で作り出すことが、わたしの考える「祭り」です。今回はここに「芸術」や「国際」、そして「札幌」が加わります。さて、どうしていったらいいものか。

そんなことを考えれば考えるほど、これらの問いに対して自分一人で考えて、答えを出すのはもったいないと思うようになりました。市民参加の芸術祭ですから、市民の数だけ答えがあるはずで、こうした問いに対して、正解がひとつである必要なんてないと思います。正解とか、正論を探すのではなく、実際に手を動かし、誰かと何かを作るところから見えてくる何か、感じる何かであったほうがいい、わたしはそう考えています。100人いたら100通りの発想があり、それらが同じ方向を向かなくたっていい。むしろ向かないことで、ときに相互に反応しあいながらノイズが生まれたり、予想もできないとんでもないモノが生まれたり。そして、それを「豊かさ」として受け入れていく大きな度量の芸術祭でなければ、世界の見え方なんて変えられるはずがありません。

でっかい北の大地を舞台にした始まったばかりの芸術祭です。札幌や北海道の人たちがこれまでつくってきたものや、前回の芸術祭の残してくれたものを生かしつつ、耳をすまし、目をこらし、体で感じつつ、おおらかに、ときにやんちゃに、ここでしかできない「芸術祭」をみなでつくっていきませんか。やれ美術ではこうだ、音楽ではこうだなんてことは二の次にして「札幌ではこうだ!」と言えるような新しい「芸術祭」を目指してみませんか。ここで出会ったみなさんとならそれができそうな、そんな素敵な予感がしています。

 

札幌国際芸術祭2017 ゲストディレクター 大友 良英

 

 開催期間

2017年8月6日(日)~ 2017年10月1日(日)【57日間】

 会場

すすきのエリア/狸小路エリア/円山エリア/札幌芸術の森/札幌市資料館/モエレ沼公園 ほか

 SIAF2017スペシャル・ビッグバンド(企画チーム)

バンドマスター(ゲストディレクター)

大友 良英

  

調律(エグゼクティブアドバイザー)

沼山 良明

 

バンドメンバー(参加メンバー)

漆 崇博、上遠野 敏、木野 哲也、坂口 千秋、佐藤 直樹、中島 洋、端 聡、細川 麻沙美、マユンキキ(マレウレウ)、宮井 和美、藪前 知子( 五十音順)

 

開催概要詳細(PDF:8,575KB) 

 

 

SIAFラボ

SIAFラボ

SIAFラボは、札幌市資料館に開設された「SIAFラウンジ」と「SIAFプロジェクトルーム」の2つのスペースを活動拠点として、札幌独自の芸術祭を実現するために、市民一人ひとりにとっての「札幌」を考え、発見、発信するプロジェクトの総称です。

SIAFラボが目指すもの

SIAFラボでは、「未来のための、札幌を拓く」をテーマに、さまざまなプログラム実施しています。
SIAFラボは、芸術文化活動の担い手となる多彩な人々(アーティスト、キュレーター、研究者、コーディネーター、市民活動団体、ボランティアスタッフなど) を繋ぎ、共に考え、学び合う場として機能します。また、札幌市内において主体的、自発的な活動を行う人々の拠り所となり、札幌らしい芸術文化活動が育まれるきっかけをつくります。

Q: 誰でも参加できる?

SIAFラボの実施するプログラムは、子どもからお年寄りまで誰でも参加することができます。SIAFラボの自主事業だけではなく、「アートカフェin資料館」をはじめとする市民活動や既存の芸術文化関係者との連携によってイベント等を実施しています。多くの市民がSIAFをはじめとする芸術文化に関心を持ち、理解を深めるための「出会い」と「発見」に満ちた場となることを目指していますので、ぜひお気軽にご参加ください!

 

 

  

札幌国際芸術祭2014

札幌で初めての国際的なアートフェスティバルとして、世界的に著名なアーティストである坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、2014年7月19日(土曜日)から9月28日(日曜日)まで72日間に渡り開催されました。
開催テーマは「都市と自然」。これからの都市と自然の共生のあり方を考える国際芸術祭として、世界で活躍する現代アーティストたちが参加し、市内各所では展覧会やパフォーマンスなど、様々なプログラムが展開されました。美術館はもちろん、札幌の街全体が芸術祭の舞台となりました。

FOGSCAPE#47412

中谷 芙二子《FOGSCAPE#47412》2014年
札幌芸術の森美術館での展示風景
Photo:木奥 恵三

一石を投じる

島袋 道浩《一石を投じる》2014年
札幌市北3条広場での展示風景
Photo:木奥 恵三

メランコリア

アンゼルム・キーファー《メランコリア》1989年
福岡市美術館所蔵
北海道立近代美術館での展示風景
Photo:木奥 恵三

 サーカスの地中

毛利 悠子《サーカスの地中》2014年
清華亭での展示風景
Photo:木奥 恵三

 

 

 

札幌国際芸術祭2014開催報告書

 

 

 

 

基本構想について

札幌市では、平成21年3月に策定された「札幌市文化芸術基本計画」に基づく文化芸術の振興に関する取り組み、「創造都市さっぽろ」の推進、市民による文化芸術活動の広がりを受けて、平成21年度から平成22年度にかけて国際芸術祭の開催に係る調査、平成23年度に専門家、美術関係者等による検討委員会を設置し、札幌らしい国際芸術祭のあり方やコンセプト、展開方針について検討してきました。

そして、その検討結果を踏まえ、国際芸術祭の開催に向けての札幌市の基本的な考え方を示すものとして、平成24年6月に基本構想を策定いたしました。